今回は、低学年・高学年の児童を対象に、2つのテーマで理科の楽しさを体験してもらいました。
教職教室の田中謙介特任教授が担当し、1〜3年生の児童を対象に「光と色のふしぎ」をテーマに実験を行いました。
紙コップや偏光シート、テープなど身近な材料を使って、光の性質や色の仕組みを楽しく学んでもらいました。
1.回折フィルムを通して蛍光灯の色を観察
2.偏光シートを用いて白色光からいろんな色を取り出す実験
3.色を塗ったコマを回して、光の三原色の混色を体験
児童たちは、身近な道具で起こる不思議な現象に目を輝かせながら、保護者と一緒に楽しそうに取り組んでいました。
体の設計図!遺伝子を見てみよう(対象:高学年)
工学部生命工学科の藤田英俊准教授が担当し、4〜6年生の児童と保護者を対象に「遺伝子」について実験を行いました。
「なぜ親子は似ているの?」「猫から猫が生まれるのはなぜ?」といった素朴な疑問を出発点に、遺伝子が生き物の体の設計図であることを学びました。
実験では、ブロッコリーと鶏レバーからDNAを抽出し、顕微鏡を使わずに目で確認するという貴重な体験を実施しました。
児童達はスポイト等の実験道具を使いこなし、研究者のように真剣な表情で取り組んでいました。
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手作りの道具を 用いて光のしくみについて 講義する田中先生 -
保護者と一緒に工作しながら 学んでもらいました -
テープと偏光シートで万華鏡を 作りました -
丁寧に抽出液を容器に移します -
液体から遺伝子を分離する実験