セミナーの趣旨
大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。
今回は、弁護士の髙部眞規子氏をお招きし、知的財産権侵害についてご講演いただきます。
セミナーは対面(梅田キャンパス)およびオンラインのハイブリッド形式で開催します。 皆さまの振るってのご参加をお待ちしております。
概要
講演の概要
我が国において我が国の特許権の効力は我が国の領域内においてのみ認められるという属地主義の原則について、グローバル化時代、特にネットワーク社会になった現在、どのような行為に対して日本の特許権の効力が及ぶかに関し、議論がされてきた。
令和7年3月3日ドワンゴ対FC2事件最高裁判決によって、一定の解決が見られたが、最高裁判決をどう読み解きその射程をどう捉えるかが重要である。
本講演では、同最高裁判決後の属地主義の原則のゆくえを占い、インターネットを通じた著作権侵害を含め、関連する知的財産権侵害訴訟における論点について検討する。
開催情報
日時 | 2025年8月20日(水)18:00~20:00 (開場17:30) |
場所 | 大阪工業大学梅田キャンパス 2階 203セミナー室 →アクセスマップ ※オンライン同時開催 |
講師のご紹介

大阪工業大学大学院知的財産研究科 客員教授
東京大学法学部卒業
知的財産高等裁判所長、高松高等裁判所長官
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士(現職)
文化審議会 委員(現職)
特許庁政策推進懇談会 座長(現職)
早稲田大学大学院法学研究科 客員教授(現職)
東レ株式会社 監査役(現職)
お申し込み
※今後、登録いただいたメールで、大阪工業大学知的財産学部・研究科からのセミナー等のご連絡をさせていただくことがあります。

お問い合わせ
〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
TEL:06-6954-4163
FAX:06-6954-4164