セミナーの趣旨
大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。
今回は、阪南大学経営学部教授の森下信雄氏をお招きし、宝塚歌劇の経営戦略についてご講演いただきます。
セミナーは対面(梅田キャンパス)およびオンラインのハイブリッド形式で開催します。 皆さまの振るってのご参加をお待ちしております。
概要
講演の概要
創立100年を超えて進化を続ける宝塚歌劇が、浮き沈みの激しいエンターテイメント業界で長きにわたって存続し得た理由、その経営戦略について詳しく解説します。
「女が男を演じる」という超ニッチな世界観をベースに、「シロウトの神格化」というべき独特のポジショニングを着々と固めつつ、ファンコミュニティの自己関与性を深めるブランド戦略や、「創って作って売る」一気通貫の垂直統合型ビジネスシステムを駆使して、今や阪急グループ事業の「第3の柱」と称されるまでに成長した背景などを実務担当者としての経験を交えてご紹介します。
開催情報
日時 | 2025年10月15日(水)18:30~20:00 (開場18:00) |
場所 | 大阪工業大学梅田キャンパス 2階 201セミナー室 →アクセスマップ ※オンライン同時開催 |
講師のご紹介

阪南大学経営学部教授
1963年岡山県高梁市生まれ。
86年、香川大学経済学部卒業後、阪急電鉄株式会社に入社。
98年、宝塚歌劇団に出向。制作課長、星組プロデューサー、宝塚総支配人などを歴任。
2011年、阪急電鉄を退職。経営・マーケティングコンサルタントとして活動する傍ら、近畿大学、関西大学等で講師に。
18年、阪南大学流通学部専任講師、19年、准教授、22年から現職。
著書に「元・宝塚総支配人が語る『タカラヅカ』の経営戦略」(2015年 KADOKAWA)、「タカラヅカの謎」(2019年 朝日新聞出版)、「宝塚歌劇団の経営学」(2021年 東洋経済新報社)。
お申し込み
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