セミナーの趣旨
大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。
セミナーは対面(梅田キャンパス)およびオンラインのハイブリッド形式で開催します。 皆さまの振るってのご参加をお待ちしております。
概要
講演の概要
昨今のアートブームの中、ナチス略奪品、戦災地からの流出品などを含む多くの盗難・略奪美術品が市場に出回り、コレクターや美術館・博物館が知らずに購入・保有する例が増えている。本講演の前半では、こうした事態の予防策と元所有者から返還請求を受けた場合の対応策に関する法制度を、事例を交えながら検討する。
展覧会の開催は美術館・博物館にとって最も重要な活動といってよい。最近は、国際芸術祭やアートフェアのように美術館以外の組織・団体が運営する展覧会も盛んである。本講演の後半は、展覧会を開催する際に主催者が留意すべき様々な問題とこれに対処するための法制度を紹介する。
開催情報
日時 | 2025年11月14日(金)18:30~20:00 (開場18:00) |
場所 | 大阪工業大学梅田キャンパス 2階 201セミナー室 →アクセスマップ ※オンライン同時開催 |
講師のご紹介

弁護士(一橋綜合法律事務所)
<略歴>
慶應義塾大学法学部法律学科卒業
ロンドン大学ユニバーシティカレッジ大学院 法学修士
ノートン・ローズ・フルブライト法律事務所(ロンドン)弁護士
長島・大野・常松法律事務所 弁護士
慶應義塾大学大学院法務研究科 教授
ロンドン大学シティ・ロースクール客員研究員、同客員教授
一橋綜合法律事務所 パートナー(現職)
英国仲裁協会上級仲裁人(FCiarb)
国際アート仲裁裁判所(CAfA)登録仲裁人
お申し込み
※今後、登録いただいたメールで、大阪工業大学知的財産学部・研究科からのセミナー等のご連絡をさせていただくことがあります。

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E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
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