セミナーの趣旨
大阪工業大学知的財産研究科では、知財の学びの機会を広く学外に提供することにより、関西地方の知財関係者が自由に集えるプラットフォームを形成していきたいと考えています。このたびその一環として、無料の「関西知的財産セミナー」を開催することといたしました。
セミナーは対面(梅田キャンパス)およびオンラインのハイブリッド形式で開催します。 皆さまの振るってのご参加をお待ちしております。
概要
講演の概要
若い人が事務所に来てくれない。みんな企業知財部に行ってしまう
(特許庁「弁理士制度の現状と今後の課題」より)
近年、知財を学ぶ学生や弁理士が就職先として注目するのは、特許事務所よりもむしろ企業の知財部だと言われます。企業の方が安定している、残業が少ない、調査・出願だけでなくさまざまな経験ができる——といった評判があるようですが、実際のところはどうでしょう。
企業の知財パーソンは、毎日、研究開発部門、事業部門、経営者とどのように向き合っているのでしょうか。リスクを指摘して嫌われたり、いつも「至急」の相談にウンザリさせられたり、お偉いさんが侵害リスクや出願予定日を無視して暴走したり……。大変なこともあるけれど、さまざまな工夫で、周囲と良好な関係を築きながら、信頼を得て成果につなげる日々は、泥臭いけど楽しいものです。そんな企業知財部のリアルをご紹介します。
開催情報
| 日時 | 2025年12月19日(金)18:30~20:00 (開場18:00) |
| 場所 | 大阪工業大学梅田キャンパス 2階 201セミナー室 →アクセスマップ ※オンライン同時開催 |
講師のご紹介
複数の企業で法務・知財業務に携わり、現在も企業知財部門でマネジメントを務める傍らで、知財分野を中心に著述活動を行う。ソニーグループ、日立製作所、バンダイ、明治、メルカリ、セイコーグループ、アサヒグループホールディングスなど、多くの企業で知財人材の取材や、社内講師などを手掛け、企業の知財活動に詳しい。この他、農林水産省、日本知財学会、日本弁理士会など、公的機関や業界団体などでの講演実績も豊富。著書に『知財部という仕事』『職場の著作権対応100の法則』『企業と商標のウマい付き合い方談義』『江戸・明治のロゴ図鑑』『エセ著作権事件簿』他多数。一級知的財産管理技能士。
お申し込み
※今後、登録いただいたメールで、大阪工業大学知的財産学部・研究科からのセミナー等のご連絡をさせていただくことがあります。
お問い合わせ
〒535-8585 大阪市旭区大宮5丁目16-1 1号館8階
E-mail:OIT.Pbu@josho.ac.jp
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