画像情報処理研究室に所属する大学院生の竹内聡一さんが、2025年9月17日~9月19日に立命館大学大阪いばらきキャンパスで開催された、第30回日本バーチャルリアリティ学会大会(VRSJ2025)で研究成果を発表しました。
竹内さんは、仮設住宅で生活する被災者への戸別訪問を想定した災害看護教育用メタバース実習システムを開発しました。被災者役の看護学部教員と学習者である保健師が没入型HMDを装着してメタバース空間内にアバターとして参加し、対話する様子を音声・動作・視線・振り返りポイントを記録する機能と、記録された実習の様子を再生し、様々な視点での振り返りが可能な機能を実現しました。
プレゼンテーションおよびポスターセッションでは、大会の参加者との活発な議論がなされ、今後の研究の発展に有益な経験となりました。
竹内 聡一, 西口 敏司, 水谷 泰治, 橋本 渉, 亀井 縁, 松下 由美子, “メタバース型被災者戸別訪問実習システムの開発,” 第30回日本バーチャルリアリティ学会大会(VRSJ2025), 1B2-08, 2025-09.