11月3日、大阪工業大学枚方キャンパスのDXフィールドにて、地域の中高生を対象とした「ドローンプログラミング大会OITカップ2025」を開催しました。
本大会は、チームに分かれて競い合い、協力し合うことで論理的思考力と創造性を磨き、仲間とともに課題解決する力を身につけてもらうことを目的としたもので、地域の中高生33人・10チームが参加しました。当日は、ドローンプロジェクトの学生14人が運営し、参加者のサポート役としても活躍しました。
午前中は、ドローンプログラミングの基礎を学ぶ講習会を行い、参加者は、基本となるプログラミングをシステムに入力し、ドローンを動かす体験をしました。その後、競技フィールドに移動し、床に設置された25㎝四方のタイルを指標に、スタート位置からゴールまでの障害物の高さや距離を計測しながら、実際にドローンを飛ばしてプログラムを調整しました。
午後からは、主催者を代表して井上晋学長が挨拶を行い、続いて本大会を後援する枚方市、北大阪商工会議所、枚方信用金庫の来賓からも激励の言葉をいただき、競技会が開会しました。各チームは、順にドローンを飛行させ、3つのゴールへの到達状況とそのタイムによって得点を競いました。午前のテスト飛行では安定していた機体が、座標ずれを起こしたり、思わぬトラブルに見舞われるチームもあり、チームメンバーは飛行の様子を固唾をのんで見守りました。競技は、2回のフライト結果の合計得点で順位が決まり、表彰式では、椎原正次情報科学部長から賞状と副賞が授与されました。椎原情報科学部長は、「今回の大会で覚えておいてほしいことは2つあります。ドローンがプログラミングによって思いどおりに動く楽しさ、そして、日常の中で感じる不便や課題を解決してくれるのがテクノロジーだということです。専門的な知識が無くても、テクノロジーを上手に使いこなせることが大切です」と参加者に向けてエールを送りました。大会は終始にぎやかな雰囲気に包まれ、盛況のうちに幕を閉じました。
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プログラミング用に計測する参加者 -
大会の様子 -
参加者にエールを送る椎原情報科学部長



