11月26日に大阪信用金庫本店(大阪市天王寺区)で開催された第4回学生ビジネスコンテストO-BUCsに本学情報科学部情報メディア学科4年の小林大将さんが参加し、努力賞を受賞しました。
同コンテストは、地域社会および地域経済の活性化をテーマに、新しいアイデアとチャレンジ精神を持つ学生起業家や起業を目指す学生のビジネスプランを募集し、学生の起業マインド醸成、ならびにビジネスプランの実現化に向けたサポートを行うことを目的に開催されています。今年度は全16大学から43プランの応募があり、書類審査とプレゼン審査を勝ち抜いた10組のファイナリストがビジネスプランを発表しました。
小林さんは、「行動インセンティブで創る新しい通勤体験」というテーマで、通勤・通学のストレス緩和策として、その理由の一つである入口付近の混雑解消のためのビジネスモデルを提案しました。具体的には、Bluetooth電波を発信する小型端末「ビーコン」を車両中央に設置し、独自に開発したスマホアプリと連動して位置を検知。車両中央部にいるユーザーにポイントを付与し、貯まったポイントは駅周辺施設での利用やJRの各種サービスなどと交換できる仕組みにより、乗客をドア付近から車両中央部に誘導します。
コンテストの最後には表彰式があり、小林さんは努力賞を受賞しました。今回のコンテストを振り返り、小林さんは「限られた時間の中で効率的に伝える工夫の必要性を実感した。今後はコンテストへの参加経験をさらに積みながら、聞き手を退屈させない発表づくりに取り組んでいきたい」と、今後の挑戦に向けた意欲を語りました。
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小林さんの発表の様子



