大阪工業大学

Notification

The contents of this website are translated by "Shutto Translation."
Please note that due to the use of automated translation, there may be cases where the translation is not correct.
Additionally, translations may not be provided for some images and PDFs.

We appreciate your understanding.

ニュース 【情報科学部】枚方産学公連携フォーラム2025を開催しました

トピックス 情報科学部.学部
 11月29日、大阪工業大学枚方キャンパスにて、「中小企業の課題解決に向けたDX共創の成果と展望」をテーマに、枚方産学公連携フォーラム2025を開催しました。

 第1部では、DXフィールド内に本学情報科学部を代表する14の研究室を紹介するブースを出展し、学生と教員が日頃の研究内容を来場者に紹介しました。さらに、生成AIによるドローン飛行デモも行われたほか、屋外のDXフィールド実験農場では、農林業支援ロボットやIoT通信を用いた農地の遠隔監視システムなど、最先端技術を取り入れた研究成果も展示しました。

 第2部では、データサイエンス学科の貝原俊也教授が「ものづくり×DX~新たな価値創造に向けて~」というテーマで基調講演を行い、業務や生活のイノベーションを目指す真の“ものづくりDX”を実現するためには、製造業における価値モデルの変革が必要となること、およびその実現に向けた具体的な方法論として、人を中心に社会的価値を創造するCPHS(Cyber Physical Humane System)という発想に基づいたデジタルツインの活用が求められるとし、企業における革新的な事例を交えて紹介されました。

 また、DX推進による企業課題の解決事例として、本学卒業生である株式会社テイク・システムズの竹村香織社長と、本学情報科学部インタラクションデザイン研究室の学生チームが「エージェント型AIを用いた企業内コミュニケーション支援による業務活性化について」というテーマで取り組みを紹介しました。これは、情報科学部で学んだテクノロジーや知識を活用して、社会課題を有する行政や企業・コミュニティから構成されるステークホルダーと共に、アイデアの立案、システム開発や社会実装・評価をチーム単位で行う本学独自のプログラム「ソーシャル・オープンイノベーション・チャレンジ(ソイチャレ)」の一環です。

 当日は、150人を超える多くの方々にご参加いただき、フォーラムは盛況のうちに終了しました。

<第1部で展示された研究テーマ一覧>
①生成AI によるドローン飛行デモ/実世界情報学科 学科⾧ 酒澤茂之
②DX フィールド実験農場を活用した農林業支援ロボットの開発(野外展示)/センサ情報処理研究室IoT システム研究室
③LoRa 通信を用いた圃場遠隔監視システムの実装評価(野外展示)/数理応用システム研究室
④交通課題解決のための情報システム/社会基盤情報システム研究室
⑤大規模言語モデルで枚方市の市民ニーズを抽出する/計算社会科学研究室
⑥AI チャットボットによる枚方市のニーズの抽出/分散情報処理研究室
⑦メタバース型被災者戸別訪問演習システムの開発/画像情報処理研究室並列処理研究室感覚メディア研究室
⑧里山の水田地域における雨量と河川水位変動の関係–京田辺市普賢寺川での現地観測:予報/地球環境研究室
⑨双方向ワイヤレス給電に関する研究/知能無線システム研究室
⑩Wi-Fi 電波を利用した個室トイレの異常検知/知能応用システム研究室
⑪大規模マルチモーダルモデルを用いたRFI レビュー支援のための事前調査/ソフトウェア開発・設計学研究室
⑫AI の「不正解な正解」を見破る!「判断の仕方」を評価する新しいものさし/ソフトウェア信頼性研究室
⑬ドライビングシミュレータにおける HMD のフレームレート低下が注意喚起に及ぼす影響/感覚メディア研究室並列処理研究室画像情報処理研究室
⑭エージェント型AI を用いた企業内コミュニケーション支援による業務活性化/インタラクションデザイン研究室

  • 研究内容について紹介する学生
  • データサイエンス学科の貝原俊也教授
  • 株式会社テイク・システムズの竹村香織社長と、インタラクションデザイン研究室の学生チームによる発表