ニュース ソーラーカープロジェクトが在日オーストラリア大使館で2025BWSC参戦報告会に参加しました

　11月20日、在日オーストラリア大使館（東京都港区）で開催された「2025 Bridgestone World Solar Challenge Partners Reception」 に参加しました。本イベントでは、2025年8月24日（日）～31日（日）にオーストラリアで開催された世界最高峰のソーラーカーレース「2025 BWSC」の成功を祝うとともに、参加チームや共創パートナーと共に、BWSCを起点とした持続可能な社会の実現に向けた活動を広く発信する場として、同大使館と株式会社ブリヂストンが共催したものです。
　
　本学からは、3rdドライバーを務めた保積昂明さん（機械工学科3年）がチームを代表してスピーチを行いました。保積さんは、大会主催国であるオーストラリアとタイヤサプライヤーであるブリヂストン様に謝意を示し、「どこまでも続くように感じる砂漠や草原、鮮明に輝く星たち、そしてそこに住む人々。まさにそれは地球が描いた最高の芸術作品のようで、私はここまで恵まれた土地でレースできることにワクワクが止まりませんでした」と当時を思い起こし、レース中には予期しないトラブル、事前の準備、そしてチーム同士の連携をいかに考えるかが勝負の順位を分ける大会だと気づきを得たと伝えました。保積さんは続けて「この経験で学んだ『諦めない心』と『仲間と協働する力』、そして何より、日本とは比較にならない振動や風から学んだ『機械設計の真の重要性』を胸に将来は、私たちの「scewera」が示すように地球環境と共生できる新しい時代の自動車分野の発展に貢献していきたいと考えています」と締めくくり、参加した他チームや協賛企業、大使から賞賛されました。
　
　その後、中庭で立食形式の懇親会が開催され、BWSCに協力する企業紹介や、参加者同士の意見交換などが行われました。日本からは、本学含め4チームがBWSCに参戦し、同一国からの参戦チーム同士で技術交流が行われました。