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ニュース 知的財産学部の取り組みが「社会人基礎力育成グランプリ2012 近畿地区予選大会」で準優秀賞を受賞しました

トピックス
 11月24日、日本経済新聞社デジタル営業局が主催する「社会人基礎力育成グランプリ2012 近畿地区予選大会」が経済産業省近畿経済産業局(大阪合同庁舎)で開催され、本学知的財産学部の学生たちの活動が「準優秀賞」に選ばれました。
 このグランプリでは、大学の授業や課題解決型プロジェクトを通して学生たちがどのような活動に取り組み、どのように社会人基礎力を成長させることができたかについてプレゼンテーションを行い、“前に踏み出す力”“考え抜く力”“チームで働く力”がどれだけ成長したか、大学で学ぶ一般教養や専門知識をどれだけ深めることができたか、という点が評価されます。今年度の近畿地区予選大会には22チームが出場しました。
 本学からは、知的財産学部の特別課外活動プロジェクト“知財PR隊”で活動する代表メンバー3人と同学科の高田講師が『日本中小企業の底力を取り戻せ!~ネットワーク型ビジネスモデルの実現~』と題して発表しました。この活動は、知的財産の専門知識を中小企業の活性化に役立てようというもので、従来の受注形態に加えて、商社などを通さず中小企業が主体的に受注を受ける新たなビジネスモデルを提案するというものです。このモデルの実現に向けて、学生たちが中小企業や行政機関、商工会議所などに働きかけて進めています。
 目指すビジネスモデルは、企業情報データベースを活用しながら中小企業同士が連携をとり、受注内容を割り振り協力し合うことで、中小企業自身が主体的に仕事を受注するというものです。そうすることで、新たな受注獲得に向けた経営努力が見込まれ、中小企業が活性化すると考えています。同時に、中小企業に不十分とされる知的財産管理を啓発し、将来的には、この企業情報データベースに知的財産管理を適切に施しつつ技術情報を充実させていきたいと考えています。
 発表では、これまでの活動を振り返り、多くの課題に直面しながらも改善と工夫を重ねて乗り越えたことや、取り組みの中で自分たちが得た気付きや学び、社会とのつながりなどについて語りました。
 学生たちが提案する新しい技術データベースについて、審査員の方からは「将来的にデータベースを公的機関に委託せずに民間で維持・管理することは想定しているか」と実際の運用を見据えた質問を受けるなど、高い関心が寄せられました。惜しくも全国大会出場は逃しましたが、「準優秀賞」を受賞して学生たちは「これまでご協力いただいた関係者の方々や指導してくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです」と話し、今後も一層精力的に活動を展開していきたいと意気込みを新たにしていました。