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ニュース 「令和4年度 知財ビジネスアイデア学生コンテスト本選」で近畿経済産業局長賞などを受賞しました

トピックス
 1月29日、近畿経済産業局主催「令和4年度 知財ビジネスアイデア学生コンテスト本選」が梅田キャンパスの常翔ホールとオンラインで開催され、本学知的財産学部・同研究科から5チームがエントリーし、パテント部門(既存の特許技術を活かした新事業)で「CREATE ONE」「得ッコワーク」が、地域ブランドデザイン部門(地域ブランドの活性化を目指すビジネスプラン)で「LINK@home」がそれぞれ本選に出場しました。
 このコンテストは、近畿地域の大学生等が社会課題解決をテーマとして、若い感性による発想力や企画力をもとに、3部門でビジネスアイデアを検討し、その内容を競うものです。参加学生に知的財産の創造から保護・活用を図る課題解決型の機会を設け、実践的思考と能動的な取り組み態度を涵養するとともに、産学連携の一形態として地域経済界における事業創造活動の活性化に貢献することを目的としています。
 
 本年度は10大学20チームからアイデアの提出があり、一次審査の結果、7大学11チームが本選に進み、ユニークなビジネスアイデアを発表しました。本学チーム「CREATE ONE」は見事、近畿経済産業局長賞に輝き、「得ッコワーク」は審査委員特別賞、「LINK@home」は敢闘賞を受賞しました。「CREATE ONE」チームリーダーの槫谷樹さん(知的財産専攻専門職学位課程1年)は「誰よりも努力してきた自負があるので、受賞出来て本当にうれしいです。誇りに思います」と喜びを滲ませました。
 
 
 「CREATE ONE」は、シニア世代と大学生を趣味でつなぐアプリを開発・利用し、マッチングプラットフォームビジネス「シニアを笑顔に!!~シニアと大学生を趣味で繋げるプラットフォームビジネス~」を提案。シニアに若者との交流を促し、精神的豊かさを提供することを目指しており、競合他社と比較などを示しながらプレゼンテーションを行いました。審査員からは「実現性が高いプランであり、ブラッシュアップを重ねることで、本当に実現するかもしれない」と評価されました。
 
 「得ッコワーク」は、フードロス問題と大学周辺の地域活性化を課題に挙げ、「大学限定クーポン配布アプリ」を提案しました。ターゲットを大学生に特化したビジネスプランで大学内のコンビニへのヒアリングや学生アンケートを参考に列車遅延や休講などによる大規模な売れ残りを解決するため、履修登録情報などから登学者数を把握することで仕入れの最適化や、クーポン配布で売れ残りを削減するアイデアを発表しました。審査員からは「フードロス問題は社会問題として注目されているので、実現性も高いと思う。是非、大学内のコンビニで実証実験を行ってみてほしい」と評価されました。
 
 「LINK@home」は「いのち輝く淡路島」をキャッチコピーに「農家レストランの運営~人と人の繋がり×防災×社会復帰~」と題したビジネスプランを発表しました。阪神淡路大震災から復興を遂げた淡路島に地域住民同士のつながりの場、災害に備える場、不登校児が成長できる場の3つの“場”を提供することを目的にしたレストランを開業。不登校児へのケアなどを行えるスタッフを雇用し、シェフ(=チューター)が店舗運営の他、災害時の調理法や保存食の活用方法のレクチャー、不登校児への対応などを行うビジネスを考案しました。審査員からは「地域コミュニティにおける多機能型の復興シンボルとして興味深い」と評価されました。
 
 同学部・研究科では、企業や官公庁など知的財産分野の最前線で活躍した経験を持つ教員による実践的指導と最新の情報に基づく専門教育を展開し、国際的に通用する高度な知識や創造力を兼ね備えた、知的財産をビジネスに活用できるプロフェッショナルを育成します。