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情報科学部の学生ソフトウェアコンテストで優秀賞を受賞

2020.12.10

  • 笑顔を見せる「With B」のメンバーら(左から重冨さん、岡さん、辻さん) 笑顔を見せる「With B」のメンバーら(左から重冨さん、岡さん、辻さん)
  • 考案した串カツ二度漬け禁止システムの概要 考案した串カツ二度漬け禁止システムの概要

 11月10日、情報科学部の画像情報処理研究室(指導教員:西口敏司准教授)の学生チームがソフトウェアコンテスト(主催:オージス総研)の本選に出場し、優秀賞に輝きました。本コンテストは、学生がチャレンジできる場を作り、IT業界での活躍を目指す人材を増やすことを目的に開催されています。今年のテーマは「一度だけつかえる」ソフトウェア。このテーマと関連するITシステムなどのアイデアが募集され、「独創性」「技術的な工夫」「実現可能性」「有用性(ビジネス/社会)」「面白さ(エンターテインメント性)」の観点から審査が行われました。
 
 本選には、2回の書類審査を通過した6作品6チームが参加。本学の「With B」チームは作品名「串カツ二度漬け禁止システム」について、プレゼンと質疑応答を行いました。
 チームは、テーマの“一度だけつかえる”から大阪の文化である串カツの“二度漬け厳禁”を連想。コロナ禍で重要となっている確実な感染対策を可能とするソース容器のアイデアを考案しました。システムは、ソース容器のふたと内部に距離センサーをそれぞれ取り付け、串カツを近づけるとふたが自動的に開き、遠ざけると閉まるシステムです。ふたは一度しか開かず、容器横に重さセンサーを取り付けた串入れに串を入れることよってロックが解除され、二度漬けを防止することができます。質疑応答では、「実用化にあたって1機あたりの予算はいくらで考えているのか」「医療分野など、他の領域で活用することはできないか」など多くの質問があり、審査員の高い関心を集めました。
 チームリーダーの重冨敦紀さん(情報ネットワーク学科3年)は「実際に串カツ店にヒアリングに伺い、現場の声を生かしながらアイデアを練ることができたおかげで、高い評価が得られてうれしいです」と受賞の喜びを語りました。
 
【With B】
重冨 敦紀 さん(情報ネットワーク学科(※)3年)
辻  隆輝 さん(同上)
岡  宙輝 さん(情報メディア学科3年)
 
※2019年4月「ネットワークデザイン学科」に名称変更