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建築学科の学生が北区の放置自転車対策を大阪市北区長らにプレゼン

2021.11.10

  • 前田区長(前列右から3人目)と岡山教授、同研究室の学生ら 前田区長(前列右から3人目)と岡山教授、同研究室の学生ら
  • 前田区長と区職員らにプレゼンを行う学生 前田区長と区職員らにプレゼンを行う学生
  • さまざまな種類の駐輪場モデルを作成 さまざまな種類の駐輪場モデルを作成

 11月9日、大宮キャンパスのジュリーコーナーで前田昌則大阪市北区長らを招き、同区との連携事業の一つである「北区における放置自転車対策」について、建築学科の都市計画研究室(指導教員: 岡山敏哉 教授)の学生らがプレゼンテーションを行いました。
 
 大阪市内は自転車に関するマナー違反が目立つとともに、駅や商業施設周辺での放置自転車による通行障害などが深刻な社会問題となっています。同研究室の学生らはチームに分かれて、この課題を解決するためのプランを提案。北区を本学梅田キャンパスやヨドバシカメラなどがある「梅田北エリア」、堂島アバンザやヒルトンプラザなどがある「梅田南エリア」、商店街や住まいのミュージアムなどがある「天六・南森町エリア」の3つに分けて、それぞれの地域についての課題解決の提案を行いました。
 
 学生らは、入念に北区のエリアを調査し、違法駐輪台数の数値データと実際の街の様子などを観察しながら、大型の商業施設近辺や、公共施設近辺、商店街近辺といったエリアの特徴に合わせて自転車の放置率を低減させるための駐輪場を発表しました。水谷朱里さん(4年)は、「現地での観察調査で初めて気づけたことがあったので、データだけでなく、実際に現地に足を運ぶことの大切さを学びました」と振り返りました。また、松本咲さん(同)は「私も普段から自転車に乗りますが、駐輪マナーがここまで社会課題になっているとは知りませんでした。今回の課題で社会的な課題を建築学科生としての視点から考えるきっかけになり、たくさんの学びを得ることができました」と語りました。