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工学部

電気電子システム工学科 パルスパワー工学研究室


様々なプラズマと製作したパルス電源
長時間・低電力で蓄えたエネルギーを、短時間で高電圧かつ大電流(つまり高電力)に変える技術のことをパルスパワー技術といいます。本研究室では、この技術を使ってパルス状の高電圧を発生させ、それによって生成するプラズマを用いた水質浄化に関する研究を行っています。プラズマ中には電子が存在しますが、その電子を起点とした化学反応が起きることで活性酸素種と呼ばれる物質が生成されます。この活性酸素種をうまく利用して、従来の水処理技術では分解困難な有害物質の分解を行っています。さらにパルスパワーを用いることで従来技術よりも少ないエネルギーで処理を行うことができます。


様々なプラズマと製作したパルス電源

主な研究テーマ

  • プラズマを用いた水中難分解性物質の高効率分解
  • ナノ秒パルスパワー電源の開発

指導教員

見市 知昭 准教授 (ミイチ トモアキ)

専門分野

  • 放電プラズマ工学
  • パルスパワー工学

教員メッセージ

実験系の研究室では、一般的に誰もやったことのない内容の実験を行なっています。そして得られた実験結果から、例えば私たちの研究室では、プラズマによって作られた活性な物質がいかにして水中の物質と反応したのかを考えます。ですが、その反応過程はとても複雑で一筋縄では行きません。そのため反応過程を予想しながら、その検証実験をするなど地道な作業も行っています。細かなことの積み重ねですが、わからないことを自分達の手で明らかにする、そんな経験が楽しくて研究を続けています。

在学生メッセージ

自由な雰囲気の研究室です。そのため、研究室の学生には自主性が求められます。また、「新しい何かをやってみたいけど、わからないので・大変そうなのでやめておく」ではなくて、果敢にチャレンジしていく人を求めています。私も学生時代は、色々な放電発生装置を自作して実験を繰り返していました(たくさん失敗もしました)。創意工夫することで今までにない素晴らしい技術が生まれることがあります。一緒に新しい発見をしてみませんか。

この研究がかなえる未来

この研究が進展すれば、深刻な水質汚染に困っている地域の人達への手助けが可能となります。さらに簡単で安価な処理装置の開発が実現できれば、より多くの人達に安全な水を届けることができるでしょう。

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