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ニュース 月面で自律的に任務を遂行する、変幻自在なAIロボット 試作機を公開 — 大阪・関西万博での展示・実演も

ニュースリリース プレスリリース 工学部.電子情報システム工学科
 2050年、月面での探査と資源活用が促進され、持続的な有人活動拠点が月に整備される、そんな未来の実現に向け、内閣府によるムーンショット型研究開発制度のもと、プロジェクトが着実に進行しています。
 開発に取り組むのは、プロジェクトマネージャー(PM)である東北大学の吉田和哉教授を筆頭とした、課題推進者(PI)の大阪工業大学の松野文俊教授、京都大学の森本淳教授、東京理科大学の木村真一教授、産業技術総合研究所の山野辺夏樹上級主任研究員らによる研究グループです。開発の要となるのは、月面環境下で柔軟に機能する革新的なモジュラー型AIロボットシステムです。完成されたロボットではなく、アームや車輪などの基本要素となるモジュールを月に送り、AI技術を用いて自律的に組み立てることで、現場の状況やミッションに柔軟に対応可能な変幻自在のロボットの実現を目指します。また、これらのロボットが互いに協働し、自律的に任務を遂行する未来像を描いています。
 このたび、地上実験用のモジュラー型AIロボット「MoonBot」の試作機が完成し、JAXA相模原キャンパスの宇宙探査フィールドにて公開実験を行いました。さらに、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)での展示・実演も予定しており、世界中の皆さまにこの革新的技術の魅力を直接感じていただけることを期待しております。
  • MoonBotの試作モデル実機(複数写真を合成)
                    MoonBotの試作モデル実機(複数写真を合成)
■2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」展示情報
ムーンショットパーク ~見て!触れて!感じる!新・未来~
 
 2025年7月22日~9月15日の期間に、フューチャーライフ万博「フューチャーライフエクスペリエンス」において、ムーンショットが目指す未来社会について、体験・体感型の展示が週替わりで行われます。吉田教授らの研究グループの展示期間は、8月6日~8月11日です。
 
タイトル:ロボットがつくる月面世界で、何がしたい?
会  場:Future Life Village 内 フューチャーライフエクスペリエンス期間展示
期  間:2025年8月6日~8月11日
 
内閣府「ムーンショット型研究開発制度」のウェブサイトにおける展示情報:
 
【フューチャーライフエクスペリエンスについて】
 フューチャーライフエクスペリエンスは、大阪・関西万博において、2025年より先の社会像をさまざまなアイディアの提案や企業協力を得て、多様な参加者とともに「共創」することを目指した実践場である「未来社会ショーケース事業」の取り組みの一つです。
 未来の食・文化・ヘルスケアなど「未来の暮らし」に関わる「問い」と「提案」を持ち寄り発信・共創する場。来訪者への情報提供にとどめず、体験型などの動態展示を通じて、「未来の暮らし」を体験してもらうことを目的に、 展示施設、ワークショップ、小ステージの設置などを行います。