画像情報処理研究室大学院生の小濱琉生さんが、2026年9月6日~9月9日に富山県立大学射水キャンパスで開催された、第31回日本バーチャルリアリティ学会大会(VRSJ2026)で研究成果を発表しました。
小濱さんは、保健師や看護師が被災者との対話を練習するための「AI被災者アバター」を開発しました。生成AIを用いて被災者の境遇に沿った応答をつくり、訓練する人の発話内容や声の調子に応じて、「悲しみ」「怒り」「活力」を変化させ、その状態を3Dアバターの表情に反映します。災害時の心理的支援の考え方に基づいて感情の変化を管理することで、相手の言葉と表情を手がかりに、気持ちを受け止めながら対話する訓練を目指しています。大学生12名による予備評価では、被災者の人物設定の一貫性や訓練への有用性について肯定的な回答が得られました。
口頭発表およびポスターセッションでは、大会の参加者との活発な議論がなされ、今後の研究の発展に有益な経験となりました。
小濱 琉生, 西口 敏司, 水谷 泰治, 橋本 渉, “災害看護訓練のための感情表出機能を持つAI被災者アバター,” 第31回日本バーチャルリアリティ学会大会(VRSJ2026), 4E2-01, 2026-09.



