2026年9月1日から4日に金沢大学にて開催された第44回日本ロボット学会学術講演会(RSJ2026)にて、メディアインタラクション研究室の辻岡光莉さんが「関係性を持つロボット2台の対話場面におけるユーザの能動的発話分析の検討」と題した研究発表を行いました。
本研究では、VR空間で2台のロボットと一緒にサバイバルゲームを行いながら、自分から会話に参加する力を支援するシステムを提案しています。無人島を舞台に、プレイヤーはロボットたちと協力して救助旗を作成します。2台のロボットが先に「どうやって助けを呼ぶ?」「救助旗を作るのはどう?」と話し合う中で、プレイヤーが自分から意見を述べたり、作戦を提案したりすることでゲームを進めます。
特に、「自分から話しかけること」や「すでに始まっている会話に入ること」が苦手な人でも参加しやすいように、発話がない場合にはロボット側から会話のきっかけを作る仕組みも取り入れています。ゲーム中の発話回数や話し始めるまでの時間などを分析し、楽しみながらコミュニケーションを練習できる新しい支援方法の実現を目指しています。
当日の口頭発表では、参加者との意見交換を通してさまざまな視点から議論を深めることができ、今後のシステム改良や研究の発展につながる有意義な機会となりました。



