1月10日、兵庫県立神戸生活創造センター(神戸市長田区)において開催された「第二十一回竸基弘賞授賞式」で、梅田ロボットプログラミング部の学生チーム「UP-RP」が「第二十一回竸基弘賞レスキューロボットコンテスト奨励賞」を受賞しました。
竸基弘賞は、阪神・淡路大震災で亡くなった神戸大大学院生の竸基弘(きそい・もとひろ)さんの志を継承しようと、レスキューシステムの若手研究者を表彰し、研究開発を奨励することを目的とした賞です。国際レスキューシステム研究機構(以下、IRS)の事業のひとつとして、2005年1月から始まり、2009年度からは工学系の学生を対象にした竸基弘賞「奨励賞」が新設され、「レスキューロボットコンテスト」「計測自動制御学会SI部門講演会」参加学生を対象に選考と授賞が行われています。
レスキューロボットコンテストは、災害救助をテーマとしたロボット競技です。阪神淡路大震災の教訓を未来に繋ぐことを目的に、技術を学び、人と語らい、災害に強い世の中を作るという理念のもと2000年から神戸で開催されている大会です。
「UP-RP」チームは、2022年よりレスキューロボットコンテストに参加しており、2022年にはベストオペレーション賞、2023年にはレスキュー工学大賞、ベストロボット賞、消防庁長官賞を受賞しています。4度目の出場となる2025年度の大会では、ベッドサポーターや全身を固定するエアクッションなど、要救助者の安全を第一に考慮した点や、あえて6脚ロボットという難しい機構にチャレンジした点が評価され、奨励賞を受賞しました。
授賞式では、本大会でリーダーを務めた西本裕亮さん(ロボット工学科3年)が、出場したロボットについて解説しました。本チームは、大会で用いられる要救助者を模した人形(ダミヤン)を救助する方法ではなく、実際の要救助者への救助をコンセプトに設定。実際の救助方法を調査したうえで、実寸大の救助機構を製作しました。さらに、大阪・関西万博において一般来場者からのヒアリングを行い、その結果を踏まえて各機構の改良を重ね、本大会に挑みました。
大会の様子はこちらからご確認いただけます。
チームの今後の目標について、西本さんは、「今回大会では優しい救助を掲げて挑戦しましたが、トラブル等の影響により、ダミヤンを一体も救助することができなかった。次年度はダミヤンの救助を実現し、2023年大会で先輩が残した記録を超えることを目標に取り組んでほしい」と語り、後輩たちに期待を託しました。
梅田ロボットプログラミング部の顧問である井上雄紀教授は、今回の受賞について、「大阪・関西万博への出展が大きな契機になった」と振り返ります。井上教授は、万博に出展するにあたり、従来のロボットによる人形救助の内容だけでは、来場者にとってリアリティに欠けると考え、実際に人を救助する視点に立ったロボット研究へと発想を転換しました。その成果を万博で展示し、来場者から寄せられたフィードバックをもとに改良を重ねたことが、今回大会に出場したロボットの完成度向上につながり、奨励賞の受賞に至るポイントだったと語ります。
梅田ロボットプログラミング部の挑戦は、これからも続きます。
【受賞者】
西本 裕亮(にしもと ゆうすけ)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 3年
(クラーク記念国際高等学校 卒)
井上 遙空(いのうえ はるく)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(大阪府立富田林高等学校 卒)
冨田 蒼生(とみた あおい)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(大阪府立西高等学校 卒)
沼本 永絆(ぬまもと なずな)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
衣田 明弘(きぬた あきひろ)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(奈良県立高田高等学校 卒)
汲田 龍叶(くみた りゅうと)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(滋賀県立河瀬高等学校 卒)
竸基弘賞は、阪神・淡路大震災で亡くなった神戸大大学院生の竸基弘(きそい・もとひろ)さんの志を継承しようと、レスキューシステムの若手研究者を表彰し、研究開発を奨励することを目的とした賞です。国際レスキューシステム研究機構(以下、IRS)の事業のひとつとして、2005年1月から始まり、2009年度からは工学系の学生を対象にした竸基弘賞「奨励賞」が新設され、「レスキューロボットコンテスト」「計測自動制御学会SI部門講演会」参加学生を対象に選考と授賞が行われています。
レスキューロボットコンテストは、災害救助をテーマとしたロボット競技です。阪神淡路大震災の教訓を未来に繋ぐことを目的に、技術を学び、人と語らい、災害に強い世の中を作るという理念のもと2000年から神戸で開催されている大会です。
「UP-RP」チームは、2022年よりレスキューロボットコンテストに参加しており、2022年にはベストオペレーション賞、2023年にはレスキュー工学大賞、ベストロボット賞、消防庁長官賞を受賞しています。4度目の出場となる2025年度の大会では、ベッドサポーターや全身を固定するエアクッションなど、要救助者の安全を第一に考慮した点や、あえて6脚ロボットという難しい機構にチャレンジした点が評価され、奨励賞を受賞しました。
授賞式では、本大会でリーダーを務めた西本裕亮さん(ロボット工学科3年)が、出場したロボットについて解説しました。本チームは、大会で用いられる要救助者を模した人形(ダミヤン)を救助する方法ではなく、実際の要救助者への救助をコンセプトに設定。実際の救助方法を調査したうえで、実寸大の救助機構を製作しました。さらに、大阪・関西万博において一般来場者からのヒアリングを行い、その結果を踏まえて各機構の改良を重ね、本大会に挑みました。
大会の様子はこちらからご確認いただけます。
チームの今後の目標について、西本さんは、「今回大会では優しい救助を掲げて挑戦しましたが、トラブル等の影響により、ダミヤンを一体も救助することができなかった。次年度はダミヤンの救助を実現し、2023年大会で先輩が残した記録を超えることを目標に取り組んでほしい」と語り、後輩たちに期待を託しました。
梅田ロボットプログラミング部の顧問である井上雄紀教授は、今回の受賞について、「大阪・関西万博への出展が大きな契機になった」と振り返ります。井上教授は、万博に出展するにあたり、従来のロボットによる人形救助の内容だけでは、来場者にとってリアリティに欠けると考え、実際に人を救助する視点に立ったロボット研究へと発想を転換しました。その成果を万博で展示し、来場者から寄せられたフィードバックをもとに改良を重ねたことが、今回大会に出場したロボットの完成度向上につながり、奨励賞の受賞に至るポイントだったと語ります。
梅田ロボットプログラミング部の挑戦は、これからも続きます。
【受賞者】
西本 裕亮(にしもと ゆうすけ)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 3年
(クラーク記念国際高等学校 卒)
井上 遙空(いのうえ はるく)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(大阪府立富田林高等学校 卒)
冨田 蒼生(とみた あおい)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(大阪府立西高等学校 卒)
沼本 永絆(ぬまもと なずな)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
衣田 明弘(きぬた あきひろ)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(奈良県立高田高等学校 卒)
汲田 龍叶(くみた りゅうと)
ロボティクス&デザイン工学部 ロボット工学科 2年
(滋賀県立河瀬高等学校 卒)
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受賞した「UP-RP」の学生ら -
スピーチする西本さん



