大阪工業大学

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ニュース ロボットプロジェクトが「NHK学生ロボコン2026」に出場しました!

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 6月14日、全国の学生らがアイデアやチームワークを駆使して自作のロボットの性能を競う「NHK学生ロボコン2026~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会~」が東京都大田区にあるEBARA WAVE アリーナおおたで開催され、本学ロボットプロジェクト「大工大エンジュニア」が出場しました。本大会には全国からビデオ審査などの事前選考を通過した大学18チームが参加しました。 
 
 今年の競技テーマは「KUNG FU QUEST(カンフークエスト)」。アジア・太平洋放送連合(ABU)が主催する「ABUアジア・太平洋ロボコン2026」の開催地である香港の古代武術から着想を得た競技テーマです。カンフーの伝統を重んじ、規律・戦術・チームワークを磨く修行者の道を模したものです。
 武術を磨く"道場"では、2台のロボットが協力して槍を組み立てます。"梅花林"に配置された秘伝書(ブック)を収集するタスクは、心身の鍛錬を表現したものです。そして、修行の集大成の場として位置付けられる"アリーナ"では、槍と秘伝書を用いて相手チームとの対決に臨みます。自動ロボットを含む2台のロボットの協力が重要なポイントとなります。
 
 競技は、スタートゾーンから出発したR1とR2のロボットが協力して、道場エリアにあるポールとヘッドを接続して槍を組み立てるところから始まります。R1は梅花林エリア外周から「R1ブック」、R2はブロック上を移動しながら「R2ブック」をそれぞれ収集し、収集したブックを棚に配置します。下段はR1、中段はR2、上段はR1によって持ち上げられ合体状態となったR2が配置します。また、R1は槍を使って相手のブックを棚から落とすことができます。自チームのブックを棚の縦・斜めいずれか一列(3マス)に揃え「カンフーマスター」を達成した時点で勝利となります。
 
■大阪工業大学チームの特徴 
 今回は、最低限のタスクを確実に遂行することを念頭に、R1は高速走行が可能な足回りを、R2はR1に持ち上げられることを前提に軽量化を重視した機体設計を行いました。R1の最大の特長は、独立ステアリング機構を搭載していることです。これにより、モーターの最大出力を進行方向に効率よく発揮でき、高速走行を実現します。一方、R2には3次元LiDAR(ライダー)を導入しました。これは、レーザー光を照射して反射光が戻るまでの時間から、周囲の物体までの距離や形状を正確な三次元(3D)データとして取得する技術です。人間の目と同じように、空間を立体的なデジタルマップ化したり、リアルタイムの物体・障害物を認識することができます。
 
■試合レポート 
予選第1試合:対 九州産業大学「【KSB】ロボット工房」 
 初戦の相手は、昨年からエントリーを開始し、今年初出場を果たしたチーム。道場エリアでの槍の製作に苦戦しながらも、なんとか完成させ、梅花林エリアでも、ブックを獲得しましたが、時間切れとなり、棚に置くことはできませんでした。対する本学チームは、第6試合終了時にR2ロボットのサーボモータ故障が発覚し、急遽交換作業を実施。装着は競技前までに完了したものの、試合本番では通信トラブルにより、機体を動かすことができず、悔しい展開となりました。
 
予選第2試合:対 豊橋技術科学大学「とよはし☆ロボコンズ」 
 対戦相手は、圧倒的な速さと安定性を強みに持つ、優勝常連校のチーム。開始10秒で槍を完成させ、順調にブックを獲得し、1分9秒で当時大会最速のタイムにてカンフーマスターをクリアしました。一方の本学チームは、R1、R2ともに通信トラブルに見舞われ、一時はR1ロボットが制御不能となることもありましたが、なんとか立て直しロボットを動かすことができました。しかし、対戦相手による圧倒的スピードでのコースクリアにより、惜しくも予選敗退となりました。
 
■出場学生のコメント 
真田 歩杜さん(ロボティクス&デザイン工学部ロボット工学科3年)は、「今年は3次元LiDARなど、学部生が扱うには非常に高度な技術を搭載したが、その一方で繊細で扱いにくい一面もあり、高度な技術とロボコンで勝てる技術は必ずしもイコールではないと勉強になった」と悔しさを振り返りました。
 
Prasetiya Nicholasさん(工学部電気電子システム工学科3年)は、「頑張ったつもりでいたが、他大学と比べるとまだまだ伸び代があると思った。今後さらに努力したい」と次なる大会への闘志を語りました。
 
チームリーダーを務めた橋本 和宜さん(情報科学部情報知能学科3年)は、「例年より難しいと言われれているタスクで全国大会に出場できたことはよかった。今大会で得たノウハウを後輩にもしっかりと引き継ぎ、来年は史上初の五年連続出場を目指したい」と今後への決意を述べました。
 
 熱戦の様子はNHK学生ロボコン2026ウェブサイトで公開されているアーカイブ動画配信にて視聴することができます。
動画はこちらから
 
本学チーム予選第1試合・2:45:36~
本学チーム予選第2試合・3:43:21~ 
 
※大会の模様はNHK総合テレビにて、7月19日(日) 午後13時50分~14時44分に全国放送予定です。
 
  • 試合中の様子
  • 応援に駆け付けた学生、教職員ら
  • 大会出場メンバー