ニュース ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ 2025のキックオフイベントを開催しました

　5月28日、本学と北大阪商工会議所が共同で実施する産官民学の共創による「ソーシャル・オープンイノベーションチャレンジ 2025」（略称：ソイチャレ2025）のキックオフイベントを開催しました。
　多くの企業が抱えている業務課題や、行政の抱える地域課題をアイデアソン・ハッカソン形式で、企業・行政・大学の力を合わせて解決することを目的としています。大学の専門性を生かしてニューノーマル社会における新たな街づくりに向けて学際的に取り組むことで、ビジネスアイデア創出スキルを高めるためのアイデア発想のトレーニングの一助とし、学生の更なる成長を促します。
　
　同イベントには関係者含め約160人が参加。佐野睦夫学長補佐（情報メディア学科・教授）による趣旨・概要説明の後、参加するステークホルダーから各自が抱える課題について説明がありました。今年度から、株式会社カプコンが協賛企業に加わり、企業賞としてカプコン賞を新設しました。また、IT・データサイエンスを活用したキャンパスの活性化の新しい課題として取り上げます。
　
　今後は8月下旬にステークホルダーが提示した課題を解決するプランを審査するアイデアコンテストを行い、翌年1月中旬にアイデアプランを具現化したハッカソンの取り組みを審査するチャレンジコンテストを実施する予定です。
　
＜課題テーマ＞【団体名】
1.若年層の水都大阪ファンづくり（観光・環境・健康・食・交通・まちづくり）【水都大阪コンソーシアム】
2.市民のニーズを踏まえたまちの課題解決に向けた、ニーズの把握と分析について【枚方市政策推進課】
3.空飛ぶクルマの社会実装を見据えた可能性検証について【枚方市政策推進課】
4.都市計画に興味を持ってもらいたい！～「都市計画」を分かりやすく、市民の意見を上手に引き出しやすく伝える【枚方市都市計画課】
5.市立枚方宿鍵屋資料館について～AR技術を活用した枚方宿鍵屋資料館のＰＲ【枚方市文化財課】
6.旧枚方宿地区など地域活性化による観光客・経済効果の創出【枚方信用金庫】
7.不器用FACTORY「地域企業の魅力を再編集し、社会に届ける」【ひらかた産業クラスタ研究会】
8.製造業の技能承継「技能継承の新しい伝え方を提案する」【ひらかた産業クラスタ研究会】
9.えほんライブの効果の数値化と集客増加策【ハーモニークラブ】
10.IT・データサイエンスを活用したキャンパスの活性化【大阪工業大学情報科学部学生担当委員会】
11.ひらかた防災ビジョンの活用・ドローンを活用した社会貢献・ONE GAME：就労支援B型が行う動画制作の活用【枚方ビオルネ】