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2020年度ひらかたアイデアソン・ハッカソンプロジェクト「Hirathon」のキックオフミーティングをオンラインで開催

2020.09.05

  • Hirathonについて説明する佐野情報科学部長 Hirathonについて説明する佐野情報科学部長
  • 昨年度、最優秀賞を受賞した研究成果を発表する豊味さん(左端)と高山さん(左から2人目) 昨年度、最優秀賞を受賞した研究成果を発表する豊味さん(左端)と高山さん(左から2人目)
  • 司会の今井弘二客員准教授が課題解決のために提供できる公共・行政データと活用事例を説明 司会の今井弘二客員准教授が課題解決のために提供できる公共・行政データと活用事例を説明

 本学情報科学部と枚方市役所、北大阪商工会議所は9月2日、地域課題解決プロジェクト「Hirathon(ヒラソン)」(協賛:ソフトバンク)の2020年度キックオフミーティングをオンラインで開催しました。
 
 昨年度からスタートしたHirathonは、産官学が連携・協力し、健康、街づくり、防災などの地域課題を公共オープンデータ(ビッグデータ)や地産地消データを活用して、AIデータサイエンス的アプローチにより、アイデア創出のアイデアソン、システム開発のハッカソン形式で解決を目指すものです。継続性を重視し、次年度からは情報科学部の正課授業のPBL(課題解決型学習)科目として展開する予定で、研究成果を実証実験(社会実装)できる学びの場を提供し、学生の更なる成長を促します。
 
 ミーティングには本学学生を含め約70人が参加。佐野睦夫学部長による趣旨・概要説明の後、昨年度最優秀賞を受賞した「五六市でのリアルタイム来場者分布の取得」について、高山颯太さん(情報科学専攻博士前期課程1年)と豊味諒磨さん(同)が発表。システム完成までの過程を振り返り「実際の課題に取り組める貴重な場だった」と話しました。
 
 続いて、7つの自治体や企業から「青年期の健康づくりの促進」「コロナ禍における新しい観光形態の構築」「高齢者の避難を考慮した防災ネットワークの構築」などの課題提示があり、それぞれの課題を解決するために提供できる技術を本学教員らが紹介しました。
 
 今後は、摂南大からも参加を募り、11月上旬にアイデアソン成果発表会、来年1月中旬にハッカソン成果発表会を一般公開の形で実施する予定です。

【課題テーマ/団体名】
 健  康/枚方市立保健センター
 街づくり/枚方市観光にぎわい部、枚方信用金庫、枚方宿くらわんか五六市
 防  災/枚方市商業連盟、枚方ビオルネ
 新 様 式/エフエムひらかた

【課題解決のための技術提供/提供社(者)】
 Smart Pedelec(電動4輪車)/アクテック
 AIシミュレーションツール/情報知能学科 尾崎敦夫教授
 Iot(マイコン・センサ技術など)/同 荒木英夫准教授
 公共データとマッピング/情報通信研究機構