相手の気持ちを理解した対話システム
人間は、相手の発話に含まれる声のトーンから感情を感じながら対話を行っています。例えば「ボーリング行こう」と話しかけた時、相手が「ボーリングかぁ」と発話したら、それが楽しそうであれば「行こう」、どまどっているようであれば「嫌だ」と受けとれます。こうした違いを正確に読みとり、またシステム自身の発話にも適切な感情を付与することで、人間と自然に対話していくことができるシステムを開発しています。また、曲名や歌手名等のテキスト情報だけではなく、歌詞やハミング,「じゃーん」といった擬音語等多様な方式での歌唱音声をも入力とし,音楽を検索できるようにするシステムや,唇動画像から音声を自動生成する「読唇術」システムも開発しています。
鈴木 基之 教授 (スズキ モトユキ)
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