大阪工業大学

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Voice開発者とは「産みの親」。
国内外から選ばれる製品を作りたい。

Profile

ローム株式会社 勤務

池 広大

2017年 工学部 電子情報通信工学科 卒業
2019年 電気電子・機械工学専攻 修了
兵庫県立北須磨高等学校 出身

  • 工学研究科
  • エンジニア
Q1.大阪工業大学を選んだ理由
電子、情報、通信と、テクノロジーについて幅広く学べそうだった
小さな頃から家にパソコンがあり、タイピングやMicrosoft Officeツールの操作を練習させてもらっていました。でも、パソコンの中身や電化製品の回路基板を見ても「なんだか凄い」と感じるものの、どうやって動いているのかまではわかりませんでした。そして高校生になったとき、「その仕組みを知るには、エンジニアと呼ばれる職業に就かなければならないのかも」と思い、電子、情報、通信と幅広く学べそうな大阪工業大学を見つけました。
Q2.大阪工業大学の魅力
長年の「謎」が解けていく感覚を味わった
大阪工業大学に進学してよかったのは、半導体に出会えたことです。電気回路に半導体が加わることで演算、増幅、記憶、発振などのさまざまな機能を実現でき、子どもの頃から知りたかった仕組みが次々と明らかになっていきました。どの授業も面白かったので、卒業に必要な単位をはるかに超えて履修しました。入社後に在学中に取得した通信の免許が評価され、幅広く学んでおいてよかったと思いました。
さらに、先生に学内の「ナノ材料マイクロデバイス研究センター」を紹介してもらい、在学中からハイレベルな研究に没頭することができました。過去の先輩たちの研究結果や数億円もする装置が大きな刺激になりました。
 
Q3.限界を超える学生時代の挑戦
研究成果が日本材料学会論文賞を受賞
在学中は、電界効果トランジスタのゲート端子を水溶液中に浸してバイオセンサーに応用する研究に取り組みました。たとえば、血糖値の測定には血液に含まれるブドウ糖の濃度を測る必要がありますが、採血で痛みを感じる場合もあります。その検査に、採血ではなく、半導体で作ったバイオセンサーが使えることがわかりました。測定の鍵は「電流への変換」。試行錯誤の末、電気信号が出たときは先生も凄く喜んで、外へ出ていったと思ったら肉まんを買ってきてくれて、一緒にお祝いしました。その後、研究成果を先生や仲間と論文にまとめ、日本材料学会論文賞をいただきました。
Q4.夢を叶えた現在の挑戦
自分が開発した製品で大きな売り上げを上げたい
現在の仕事は開発業務です。開発業務は製品の「産みの親」になることなので、企画、設計、レイアウト、評価、検査、量産、拡販まで幅広くかかわります。担当は、センサなどから得た信号を、マイコンなどで処理できる信号に変換する回路システムです。 産業機器や自動車、家電など、あらゆる機械や製品にセンサが搭載されていますが、そのセンサの信号を安定させて、製品の品質と安全を担う電子部品です。
また、ロームは国内外から選ばれる企業をめざしていて、外国籍の社員が多く、中国やヨーロッパのお客様とやりとりする機会も増えてきました。私もグローバルな人材として活躍し、いつか、自分が開発した製品で大きな売り上げを上げたいです。
 
Q5.高校生へメッセージ
ぜひ、大学の先生の話を聞いてみてください
大阪工業大学は、未来の技術を担うエンジニアを育成するための環境が整っています。なにか目標を持って入学するのがベストですが、将来像を描けていない場合は、親身で知識が豊富な先生方の話に耳を傾けてみてください。学びの中でのかかわりや対話を通して、世界が広がり、自分の道が見つかるはずです。

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