大阪工業大学

Notification

The contents of this website are translated by "Shutto Translation."
Please note that due to the use of automated translation, there may be cases where the translation is not correct.
Additionally, translations may not be provided for some images and PDFs.

We appreciate your understanding.

Voice抗ウイルス性試験を内製化。
実験器具の使い方や「仮説検証」が役立っている。

Profile

株式会社ダスキン 勤務

川越 愛以

2019年 工学部 生命工学科 卒業
2021年 大学院 工学研究科 化学・環境・生命工学専攻 修了
熊本県・熊本学園大学付属高等学校 出身

  • 生命工学科
  • 工学研究科
  • バイオ技術者
Q1.大阪工業大学を選んだ理由
専門性を身につけ、即戦力になるための近道
コツコツ型の自分の性格と生物や実験に興味があったことから、将来はバイオ関連の仕事に
就き社会貢献できればと考えていました。大阪工業大学の生命工学科はバイオをはじめ化学、食品、電気まで幅広く学べる所が魅力で実験などの実践型授業が充実している点も決め手になりました。就職実績もよくサポートも整っているため、専門性を身に着けて理系職での即戦力を目指すには近道だと考えました。
Q2.限界を超える学生時代の挑戦
手順書作成により後輩への指導がスムーズに
大学時代の研究テーマは、糖尿病性神経侵害性疼痛に関与する受容体の探索でした。
新型コロナウイルスで有名になりましたPCR装置などを用いて疾患に関与する遺伝子の探索に取り組みました。実験で使用する試薬などの量が~μLの世界だったため、細かい作業が得意になり、再現性の大切さを学びました。工程の多い実験については、失敗しにくい手順書を作成し研究室内で共有したことで作業の標準化を図りました。そのおかげで後輩への指導もスムーズになりチームで力を合わせて論文を完成させることができました。
 
Q3.思い出のキャンパスライフ
カナダの大学で研究留学にチャレンジ
大学院ではカナダに2か月間、研究留学に行かせていただきました。現地では身振り手振りを交えて積極的に質問した結果、研究メンバーと打ち解けることができ、研究以外でも一緒にカフェに行ったり、将来の目標を語り合ったりするように。どんな環境に置かれても、「自分次第で前に進むことができる』ことを知った気がします。
 
Q4.夢を叶えた現在の挑戦
商品開発のスピードアップやコストダウンに貢献
株式会社ダスキンに入社したのは、開発研究職であったことと、人を大切にする会社だと感じたためです。現在は、「抗ウイルス性試験の内製化」の仕事を担当しています。その中で初心者でも分かりやすい試験手順書の作成や試験法の確立に力をいれています。スクリーニング段階の商品(油汚れ用洗剤や洗濯用洗剤、マットなど)の試験を外注ではなく自社で行うことは開発スピードアップやコストダウンに繋がります。意識しているのは、実験がスムーズにいかなくても諦めないこと。学生時代に身につけた実験器具の使い方はもちろん、手順書の作成や仮説検証のノウハウも役立っています。
Q5.これからの目標について
よりよい試験方法を模索し続け、この仕事を極めたい
後輩社員が、私の作った手順書を見ながら1回目で試験に成功したときは嬉しかったです。よりよい試験方法を模索し続け、この仕事を極めたいです。そして、将来は商品開発にも携わってみたいと思っています。大阪工業大学の工学部生命工学科は生物、化学、電気などを幅広く学べるため幅広い分野の知識を得ることができると思います。興味のある物事を探求するのも、身につけた技術を生かすのも楽しいですよ。

Others 他の卒業生を見る