画像処理を学ぶために、情報メディア学科に入学
学生時代は画像処理やヒューマンインタフェースなど本当に好きなことを学んでいると実感しながらの毎日でした。研究でも図形情報研究室を選択。写真を絵画調に変換したり、イラスト風にしたりと画像処理技術を磨いていました。その一方で、めざすキャリアに医療系のシステム開発部門という道があることを知り、将来そこに進むことを目標に、勉強にも励んでいました。
目標であった医療系システム開発部門へ。データ化が進む医療の課題を解決に導く
現在は主にCTスキャンの装置で撮った画像を、世界標準の医療用フォーマットに変換するソフトの開発に携わっています。近年、医療においても、さまざまなデータが通信で受渡しされていますが、それぞれフォーマットが異なっています。それを統一規格に適合させることで、違う機器でも同じ画像を表示させることができます。画像の搬送に不具合が生じると、CTを撮り直したり、画像を取り違える可能性もあります。失敗は許されず、責任も重大です。しかし、本当にやりたかった仕事ですので、それをやりがいと感じて、充実した毎日を過ごしています。