川上村との連携協定
本学と川上村とのつながりは、1998年から実施されている間伐材の有効利用や林業体験などに取り組むワークショップ「川上村木匠塾」の活動に建築学科の学生が参加したことから始まりました。また、2006年からは各学科の新入生オリエンテーションを川上村で実施し、村内各地で環境教育の実地研修に取り組みました。これらの事業を通じ連携の実績を積んできたこと、また、環境学に取り組む本学と「水源地のむらづくり」に取り組む川上村とは課題を共有できることから、2010年7月26日に「連携・協力に関する協定」を締結し、自然豊かな同村を舞台にさまざまな活動を展開しています。
主な取り組み
親子理科教室
本学では同村と締結した包括連携協定に基づく事業の一環として、川上村立川上小学校の児童やその保護者の方を対象に2011年度から「親子理科教室」を開催しています。
2023年度 「ペットボトル顕微鏡を作って細胞を見よう/色が変化する不思議なイクラ」
2019年度 「身近にあるもので電池を作って、モーターを回そう!」
2018年度 「紙とペンでプログラミング。誰が一番うまく小型ロボットを走らせられるかな!」
地域行事への参加
本学では包括連携協定に基づく事業の一環として、川上村の地域行事への参加を積極的に行っています。
「山幸彦まつり」への出展
2023年度「大阪工業大学学生の製作した産業用ロボットコンテスト出場ロボット操縦体験」
2022年度 「レスキューロボットを操縦し、小型ロボットを救出せよ」
2019年度 「最新の技術が詰まった二足歩行ロボットを生で味わおう!ロボット操縦体験コーナー!」
2017年度 「本物の化石からレプリカをつくろう」「ソーラーコンバートEV(電気自動車)とワイヤレス充電システム」
川上村木匠塾
林業の集積地である川上村でリアルに木材に触れながら、建築を実践的に学べる場を設けようと展開されている「川上村木匠塾」に、工学部建築学科は1999年から参加しています。主な活動内容は林業体験、間伐材を使った作品づくりです。自らの手で木造の建築物を設計・施工する経験を通して、ものづくりの喜びと難しさを実感することができます。
※2020年度、2021年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため活動縮小
このほか、村民の方の本学イベント参加機会(施策紹介ブース出展等)を設け、交流を深めています。