皆さん、夜空を見上げていますか？　今年の中秋の名月（お月見）は9/10。月がきれいな時期ですね。
　皆さんご存じか分かりませんが、東洋医学では、月と人体の間の関連性を見出してきたそうです。満月の日は、赤ちゃんが生まれやすいと聞いたことがある人は多いかもしれません。何とも不思議な話ですよね。
　月の満ち欠けは、新月から満月、そして満月から新月、その繰り返しになります。その時々で体や心の調子に変化があるとされていますので、ぜひ自らの状態に意識を向けていただければと思います。
　さて、新月（8/27）から満月（9/10）にかけては、満月への準備の時期。体のエネルギーが徐々に増してきて、調子がよくなってくるそうです。この時期が1番体調や精神を整え、リラックスさせるのに適しているとのこと。そして満月は収穫の時期。エネルギーはピークになりますが、ただその分、空回りしやすいようです。ため込む力が強くなり、むくみやすく太りやすい時期で、汗をかいたりしてデトックスを心がければよいそうです。そして満月でエネルギーが充満し活発に活動した後の、満月（9/10）から新月（9/26）の時期は、“回復”が必要になるそうです。使ったエネルギーを回復しつつ、自分のペースで今後の計画を立てていきたいですね。
　大阪工業大学の皆さんにとっては、ちょっとオカルトっぽいでしょうか？　頭を使い思考することが多い現代で、体（首から下）のことは二の次三の次にされやすいかもしれません。何かのきっかけで自らの体や心に意識を向けてもらえるといいなと思い、テーマにしてみました。体質や生活習慣以外で、体や心の変化が生じるものは人それぞれ、たくさんあります（気候、ホルモンバランス、年齢など）。ぜひ体や心からのメッセージを受け取ってあげてくださいね。

学生相談室カウンセラー　髙松 沙弥