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グローバルFD/SD研修会を開催しました ―国際PBLの効果的な事前事後学習

2024年2月2日

  • 国際共修について解説する末松教授 国際共修について解説する末松教授
  • フロア参加者との質疑応答の様子 フロア参加者との質疑応答の様子
  • 研修会を総括する芦高副学長 研修会を総括する芦高副学長

国際交流センターは1月29日、「国際PBL実施における効果的な事前事後学習の設計・運営について」をテーマに教職員を対象にグローバルFD/SD研修会を大宮キャンパス・ラーニングコモンズで開催しました。ゲスト講師には、「国際共修」の第一人者である東北大学副理事(国際交流担当)で 高度教養教育・学生支援機構・グローバルラーニングセンターの末松和子教授をお招きしました。

本学では、2023年夏から本格的に国際交流プログラムを再開し、特に国際PBLは受入9件、派遣10件のプログラムを展開し、本学の国際交流の中核を担っています。本プログラムは、文化や言語が異なる学生がチームを組んで協働する国際共修であることが特長ですが、真に学修効果を高めるには、事前事後学習の充実化が不可欠であると言えます。

講演では、国際共修の概念や効能、国際共修を取り入れた教育実践、学生の学びを最大化させるヒントなどについて、東北大学での具体例を織り交ぜながらお話いただきました。

末松教授は、国際共修の留意点として、用意周到な授業・研修計画が「意味ある交流」を生むカギであること、事前学習、現地研修、事後研修の3点セットで全ての活動に学び合いと振り返りが必要であること、ティーチャーとしてはではなく「ファシリテーター」としての教育介入の必要性を強調しました。

国際PBLを担当する参加者からは、「研修のデザインについて再度考える機会になった」「これまで振り返りはレポートだけであったが、事前学習から振り返りの機会を設けたい」など、多くの感想が寄せられました。

本学は2024年度も派遣・受入合わせて20件以上の国際PBLを計画しており、プログラムのさらなる充実が期待されます。

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