11月5日(日)、包括連携協定を締結している奈良県川上村で開催された「第３４回山幸彦まつり」に参加しました。
本学からは、ものづくりセンターの岩田英樹技師、近藤隆路技師と機械工学研究部の学生３名による工大生が設計・製作したロボットの操縦体験を出展しました。今回使用したロボットは、産業用ロボットコンテストに出場し審査員特別賞を受賞したもので、ゲーム用のコントローラーを使って遠隔操作でアーム部分を動かし、小さいものを掴み運ぶことができます。

会場では、2台のロボットに各1名ずつ、お菓子の袋へロボットアームを伸ばし、いくつ掴んで箱まで持っていけるかチャレンジしてもらいました。コントローラーで前後左右に動かしなからポイントへ向かい、持ち手部分を開閉させるところまで操縦します。位置がずれると上手く掴めないので慎重に操作し、掴み上げるとゴールまで運びました。子ども達は慣れない操作に苦戦し、集中して真剣な表情で挑戦していましたが、慣れてくると「〇個運べた！」と笑顔で景品を受け取っていました。

当日はお天気にも恵まれ、保護者やご年配の方々など全体で50名ほど参加いただき、学生と先生方で1人1人に丁寧にアドバイスしながら体験いただきました。川上村の方々に機械やロボットを身近に感じていただき、子ども達に「ものづくり」に興味をいだくきっかけになれば嬉しく思います。