(博士前期課程)
博士前期課程に2年以上在学して所定の単位を修得し、授業や研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、修士(工学)の学位を授与する。
- (1)人類が現在直面している持続不可能性をもたらす諸課題の解決に取り組み、専門職業人として社会の持続可能な発展を担うことができる。
- (2)学士課程教育で得た成果をさらに高め、専攻における専門性と隣接する知識を総合して課題解決に取り組むことができる。
- (3)研究活動を介して、課題内容を理解し解決策を導くことができ、倫理観をもって他者との協働による課題解決に取り組むことができ、説明することができる。
(博士後期課程)
博士後期課程に3年以上在学して所定の単位を修得し、研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、博士(工学)の学位を授与する。
- (1)専門分野における高度な専門性とそれを活用できる研究能力に基づき、課題発見およびその解決に向けた取り組みを実践できる。
- (2)外国語を含めた論理的言語表現能力、プレゼンテーション能力およびコミュニケーション能力により、教育・研究内容を他者に伝え、他者の意見も理解し、リーダーシップを発揮することができる。
建築・都市デザイン工学専攻では、工学研究科ディプロマ・ポリシーに基づき、専攻として下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定する。
(博士前期課程)
- (A)専攻が包含する幅広い知識と見識を持ち、総合的な視点から諸課題の解決に取り組み、社会の持続可能な発展に貢献できる。
- (B)建築学や都市デザイン工学における技術的能力を修得しており、専門性の高い課題に取り組み、合理的で適正な解決策を導き出すことができる。
- (C)科学技術の社会的貢献と地球環境への影響を自覚し、倫理観や他者との協働の意識をもった技術者としての資質を身につけ活用できる。
(博士後期課程)
- (A)専攻が包含する幅広くかつ深い知識と見識とを持ち、総合的な視点から諸課題を発見しその解決に取り組むことで社会の持続可能な発展に貢献することができる。
- (B)建築学や都市デザイン工学における高度な技術的能力を修得しており、高度に専門的な課題に自律的に取り組み、合理的かつ適正な解決策を導き出すことができる。
- (C)科学技術の社会的貢献と地球環境への影響を自覚し、高い倫理観をもち、多言語的なコミュニケーションおよびプレゼンテーション能力を身につけており、さまざまな情報の受発信を円滑に行うことができる。それをもとに他者との協働しながら、チームの中でも特にリーダーシップを発揮できる。
電気電子・機械工学専攻では、工学研究科ディプロマ・ポリシーに基づき、専攻として下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定する。
(博士前期課程)
- (A)専攻が包含する幅広い技術的な背景を理解し、多面的な視点から諸課題に取り組み、持続可能な発展に貢献することができる。
- (B)電気電子工学や機械工学における基礎理論・専門知識を修得して、総合的な判断力によって課題解決ができる。
- (C)科学技術が社会や自然環境に及ぼす影響を考慮しながら、他者との協働により課題解決ができ、さらに高い倫理性に基づいて活動できる。
(博士後期課程)
- (A)専攻が包含する幅広く、かつ高度な専門知識と見識を持ち、グローバルな視点から諸課題に取り組み、社会の持続可能な発展に貢献することができる。
- (B)専門分野における高度な専門的知識とそれを活用できる研究探究力および統合的な分析能力を修得して、独創的な研究課題の設定および解決に向けた取り組みを自ら実践できる。
- (C)論理的かつ双方向コミュニケーションおよびプレゼンテーション能力を身に付けて、さまざまな情報の受発信を円滑に行うことができ、それをもとに他者との協働によりリーダーシップを発揮できる。
化学・環境・生命工学専攻では、工学研究科ディプロマ・ポリシーに基づき、専攻として下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定する。
(博士前期課程)
- (A)専攻が包含する幅広い技術的な背景を理解し、それぞれの専門性を深めながら複眼的な視点から課題解決に取り組み、社会の持続可能な発展に貢献できる。
- (B)専門性に基づいた基本的実験および分析技術を身につけ、観察・解析することを通して結論を導き出すことができる。
- (C)研究の結果を的確に発信でき、他者との協働により課題解決にあたることができ、さらに倫理的に行動することができる。
(博士後期課程)
- (A)専攻が包含する幅広い技術基盤と複眼的な視野をもった高度専門職業人として、持続可能な発展に関わる課題発見と解決を主導できる。
- (B)高度な専門性とそれを活用できる研究および実験能力に基づき、課題に対する問題設定および解決に向けた取り組みを自立的に実践できる。
- (C)論理的かつ多言語的なコミュニケーションおよびプレゼンテーション能力により、さまざまな情報の受発信を円滑に行うことができ、それをもとにリーダーシップを発揮することができる。
<博士前期課程>
博士前期課程に2年以上在学して所定の単位を修得し、授業や研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、修士(工学)の学位を授与する。
- (1)人々の豊かな暮らしを実現する、革新性のある工学的な知識・技術の活用を創出するイノベーションリーダーとしての素地を身につけ行動できる。
- (2)高度な表現方法・技術を用いたコミュニケーションにより、他者の理解・共感を導き、社会に訴求する能力と姿勢を身につけイノベーションリーダーとしての活動に活かすことができる。
<博士後期課程>
博士後期課程に3年以上在学して所定の単位を修得し、研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、博士(工学)の学位を授与する。
- (1)人々の豊かな暮らしを実現する、革新性のある工学的な知識・技術の活用を創出するイノベーションリーダーとして自らを確立し行動できる。
- (2)自らの研究活動・課題発見ならびに解決の実践を社会的な変革に結びつけることができる。
<博士前期課程>
博士前期課程に2年以上在学して所定の単位を修得し、授業や研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、修士(情報学)の学位を授与する。
- (1)幅広い教養を持ち、社会をより豊かにするために情報科学が果たす役割を理解するとともに、情報技術者として果たすべき役割の自覚と倫理観および地球的視点から的確に判断・行動できる。
- (2)情報科学の要素技術や情報システムの高度な専門技術を身につけ、問題解決にアプローチでき、ハードウェア、ソフトウェア、システムの設計および実装を行うことができる。
- (3)自分の考えや研究成果を正確かつ論理的に伝えるプレゼンテーション能力および国際的に通用するコミュニケーション能力を持つ。
- (4)情報を整理・分析し、問題解決のための計画・方策を立案して主体的かつ継続的に遂行できる。
<博士後期課程>
博士後期課程に3年以上在学して所定の単位を修得し、研究活動を通じて、下記に掲げる能力を備えていると判断できる学生に対して修了を認定し、博士(情報学)の学位を授与する。
- (1)高度な情報技術を駆使して情報科学分野の先端的課題に取り組み、新規性、創造性のある研究成果を得ることができる。
- (2)必要な情報を独自に収集・分析し、課題発見ならびに解決のための計画・方策を立案して主体的かつ継続的に遂行できる。
- (3)研究成果を学術論文として作成し、国内および国際学会等で正確かつ論理的に伝えることができる。
「イノベーションを支援するために必要な知的財産に関する知識・技能を備えるとともに、法律的素養、国際的な視野およびビジネス感覚をもった高度な専門的職業人を養成する」との教育目標に即して、専門職学位課程に2年以上在学して所定の単位を修得し、授業や研究活動を通じて、下記に掲げる能力の到達状況を総合的に見て高度な専門的職業人にふさわしいと判断できる学生に対して修了を認定し、知的財産修士(専門職)の学位を授与する。
- (1)知的財産の保護と活用に関する実務知識をイノベーションに適用することができる。
- (2)知的財産に関する法律知識を知的財産の保護と活用に関する業務に適用することができる。
- (3)国際的な知的財産に関する知識をグローバルな企業活動に適用することができる。
- (4)知的財産のビジネス利用に関する知識を知的財産マネジメントの業務に適用することができる。
大学院 工学研究科
建築・都市デザイン工学専攻
電気電子・機械工学専攻
化学・環境・生命工学専攻
大学院 ロボティクス&デザイン工学研究科
大学院 情報科学研究科
専門職大学院 知的財産研究科