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産官学連携・研究支援

研究ブランディング事業 第2回学内研究会を開催しました

2019年8月6日

  •       杉山 典正 准教授       杉山 典正 准教授
  •        松田 泰明 講師        松田 泰明 講師
  •        横山 奨 講師        横山 奨 講師

        
・日時:2019年7月29日(月) 15:00~17:00
・場所:大宮キャンパス6号館8階 681教室
・内容:挨拶(小寺副学長)、研究成果の報告(杉山准教授、松田講師、横山講師)、今後の計画(前元教授、小池教授)

 今年度、第2回学内研究会を実施しました。研究メンバーを含む22名が出席し、活発な質疑応答が交わされました。 
 冒頭の挨拶で、副学長の小寺正敏教授より「研究ブランディング事業は当初より、2つの連携協定を結び、(地独)大阪産業技術研究所を技術のブースターとして、また、大阪商工会議所をビジネスのブースターとして一緒に進めてまいりました。今後も、地域産業支援プラットフォーム(OIT-P)の発展にご協力をお願いします」、とのお話がありました。

 続いて、メンバー3名から研究の進捗状況について以下のとおり報告がありました。次回は、10月25日(金)15時より梅田キャンパスで、OIT-P学内研究会を実施する予定です。

知的財産学部 知的財産学科 杉山 典正 准教授

 近年国内で注目されているIPランドスケープに関して、近年の調査・研究事例より情報分析の立場からパテントマップとの違いについて示した。また、ソフトウェア技術による知財情報分析の現状について例示するとともに、実務家との共同研究成果より、SMEを対象とした知財情報活用の在り方と普及の課題について提言し、知的財産学部として実践すべき連携の形について考察した。

工学部 応用化学科 松田 泰明 講師

 新規プロトン導電体KMg1-xH2x(PO3)3·yH2Oを開発した。熱測定から結晶水量を決定し、過剰プロトン量の増加に伴う含水量の増加を確認した。X線と中性子線のデータを用いた解析から、結晶構造を決定した。この物質の骨格は、面共有で連結したMgO6八面体とKO6八面体の一次元鎖とPO4四面体鎖が頂点共有で連結して形成される。トンネル内には2種類の水分子(の酸素)が存在し、そのうちの1つはKに配位している。水分子は、z軸方向への一次元鎖を形成しており、プロトンの拡散に適した水素結合ネットワークを形成する。x= 0.20の組成で, 200°Cにおいて7.0 x 10-3 Scm-1 の高いプロトン導電率を得た。

工学部 機械工学科 横山 奨 講師

 主に、マイクロ流体デバイスや微細加工技術を用いた細胞培養技術について発表した。内容は、(1)微細加工技術とインクジェット技術を応用した細胞パターニングおよび細胞収縮力可視化、(2)マイクロ流体デバイスを用いた神経細胞培養技術、(3)微細表面構造を用いた撥水性発現機序解明への取り組み、の構成である。(1)、(2)では、これまでに開発した細胞培養用基板やマイクロ流体デバイスを紹介した。(3)では、光造形装置を用いた微細表面構造作製法について述べるとともに、そのピラー間隔の変化に伴う接触角の復元現象を報告した。

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