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ソーラーカーレース・白浜ECO-CAR チャレンジ2023で総合3位に輝きました

2023.11.28

  • 本学のソーラーカー「cielo」 本学のソーラーカー「cielo」
  • ドライバーに指示を出すため、ピットでは車体から送られてくる情報を分析 ドライバーに指示を出すため、ピットでは車体から送られてくる情報を分析
  • 「TEAM REGALIA」のメンバーら 「TEAM REGALIA」のメンバーら

 11月18日、19日に和歌山県の旧南紀白浜空港で開催された「白浜ECO-CARチャレンジ2023」のソーラーカー部門 レジェンド・クラスに本学ソーラーカープロジェクトチーム「TEAM REGALIA」が出場しました。今年で2回目の開催となる本大会は、エネルギー事情、原発問題、温暖化ガスなどを抱えた日本で普及が重要視される代替エネルギーやクリーンエネルギーの可能性を世間にアピールし、2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会実現の可能性を世間にアピールするイベントです。本学チームは前回大会や8月に出場した秋田県で開催されているワールド・グリーン・チャレンジ ソーラー&FCカー・ラリー大会での経験を生かし、総合3位(クラス2位)に輝きました。
 
 同空港滑走路を周回するコースで1周約2.5kmの距離を2日間で合計8時間走行し、その周回数を競う競技で、同競技にエントリーしたのは全15チームで大学チームだけでなく、高等学校や社会人チームも参戦しました。
 
 初日の18日は午前中に2時間耐久のHeat1がスタート。強風かつ雹が降ることもある中、順調に周回を重ね、41周を記録し総合3位(クラス2位)に付けました。しかし、天候はさらに悪化し午後から予定されていた3時間耐久のHeat2は中止となりました。翌日19日には、快晴で、予定どおり競技が開始され、午前中に3時間耐久のHeat3が実施されました。スタートからしばらくは大きなトラブルもなく走行し、トップを走ることもあった本学チームでしたが、コーナーでスピンしてしまい失速、順位を落としてしまいます。競技開始2時間が経過し、2回目のドライバー交代とタイヤ交換を行うため、一度パドックに戻り、タイムロスが発生。その後も懸命に前を走るチームを追いかけましたが、最後にはモーターにもトラブルが発生してしまい、Heat3での順位は総合4位(クラス3位)でチェッカーを受けました。
 
 Heat1で41周、Heat3で62周、合計103周、261.6kmを走行した本学チームは総合3位(クラス2位)に輝き、白浜での2回目の大会を終えることができました。チームリーダーでドライバーも務めた繁田充貴さん(電気電子システム工学科2年)は「作戦通りエネルギーマネジメントに注意しながら走れていたが、気持ちが入りすぎたこともありスピンしてしまった。総合3位という結果にはなってしまったがチームとしてできることはやれたと思います。次の目標であるオーストラリアを縦断するThe Bridgestone World Solar Challengeへ出場し,完走及び上位入賞に向けて新車体の製作を頑張っていきたいです」と語りました。

【大会結果(公式記録)】

<Heat1(2時間耐久)>
Total Time 2:01:21.634
Diff 3laps
Laps 41

<Heat3(3時間耐久)>
Total Time 3:00:04.825
Diff 11laps
Laps 62

<総合結果>
Total Time 5:01:26.459
Total Laps 103
Diff 14laps

※Heat2は悪天候の為、中止