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アイスホッケー部がインカレ2nd div.で優勝しました

2023.12.22

  • 優勝トロフィーを手に笑顔が弾ける部員ら 優勝トロフィーを手に笑顔が弾ける部員ら
  • 最終ピリオド前に円陣を組む部員ら 最終ピリオド前に円陣を組む部員ら
  • 優勝が決まり、喜びを分かち合う部員ら 優勝が決まり、喜びを分かち合う部員ら

 12月15日から17日、尼崎スポーツの森(兵庫県)で開催された「第96回日本学生氷上競技選手権大会アイスホッケー競技会」セカンドディビジョンに本学体育会アイスホッケー部が出場し、第94回大会に続き2度目の優勝を果たしました。本大会は大学日本一を決めるファーストディビジョンへの出場は叶わなかったものの各地区の最終予選会において上位の成績を収めた8チームがトーナメント方式で優勝を争うもの。徹底した基礎トレーニングと高い運動量を誇る同部は予選会でその強さを発揮し、インカレ出場権を獲得しました。
 
 優勝までの道のりは全3戦。1回戦、準決勝ともに力量差が少ない対戦相手でしたが、自分たちのプレースタイルを発揮して試合の流れを掴み、難なく突破しました。優勝をかけた決勝戦の相手は東北福祉大。格上の実力を持つチームで、第1ピリオドは拮抗した試合展開で膠着状態がつづき0-0で第2ピリオドに突入しました。第1ピリオド終盤で本学のペナルティが重なり、2人が一時退場の状態で始まった第2ピリオドは、終始不利な状況下でしたが、チーム一丸となって強い粘りを見せ0-0のまま拮抗状態が続きました。しかし、流れを掴みかけた矢先、相手に先制点を許してしまい0-1で第2ピリオドが終了してしまいました。
 先制点を許してしまいチーム士気が下がっていましたが、主将の数原稜也さん(知的財産学科4年)が「今日が学生生活で最後のピリオド。絶対、逆転する」とチームメンバーを鼓舞し、第3ピリオドに臨みました。序盤は拮抗した試合展開となりましたが、ペナルティにより相手チームから1人が一時退場となり、人数的に有利な状況に。すかさず猛攻をしかけ、岡本啓汰さん(情報メディア学科3年)が起死回生の1点をもぎ取りました。そこから同部は試合の流れを掴み、拮抗しながらも有利に試合をつづけ、試合時間残り3分のところで相手チームの1人が2度目となるペナルティで一時退場に。このラストチャンスをものにするため、全力で攻撃を仕掛け、豊釜健佑さん(知的財産学科3年)が逆転の追加点を決め、試合が終了。劇的な勝ち越しゴールで優勝を決めました。
 
 数原さんは、「キーパーを要に、守りから攻撃に転じる試合展開が得意でした。他のどこにも負けないチーム力で優勝することができ、嬉しいです」と個性豊かなメンバーがそろった今年のチームを振り返り、「学生生活最後の大会で結果を残せたのは自分たちだけの力ではなく、日ごろからご支援いただいている大学関係者や監督、コーチ、保護者、応援してくれたたくさんの方々のおかげです。本当にありがとうございました」と感謝を伝えました。