7月4日、知的財産学部は1年次生を対象に、同学部卒業生による講演会を大宮キャンパスで実施しました。
　これは、キャリア教育の一環として実施したもので、講師には第1期生でグローリー株式会社に勤務されている西口真祐氏と、株式会社船井総合研究所で経営コンサルタントとして活躍されている濵田将士氏をお迎えしました。
　同社の知的財産部に所属されている西口氏は、会社内での知的財産部署の重要な役割や、特許調査、特許権利化業務など具体的な仕事内容についてお話しいただきました。これから「知的財産」を学んでいく学生にとっては、修得した知識が将来どのように生かされるかを身近に感じ取れる、大変参考となるお話でした。
　続いて濵田氏からは、働くことの意義や、学生時代に備えるべきことなどについて、自身の学生生活や社会人としての経験をもとにお話しいただきました。就職先の選択基準や社会が求める人材、目標を達成するために今やるべきことなど、独自の視点で語られる力強い1つ1つの言葉に、学生たちは興味深く聞き入っていました。
　講演後には、就職活動に関連する内容から本学への志望理由、プライベートな内容まで、学生から両氏への質問が相次ぎ、その１つ１つに対し丁寧にお答えいただきました。熱心に質問する学生たちの姿に関心の高さがうかがえ、大変有意義な講演会となりました。