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「ソーラーカーレース鈴鹿2016」に出場

2016.09.03

  • 修復作業後は、安定した走りでホームストレートを疾走 修復作業後は、安定した走りでホームストレートを疾走
  • リカバリ作業を行うピットメンバー リカバリ作業を行うピットメンバー
  • 来年の大会でリベンジを誓うメンバーたち 来年の大会でリベンジを誓うメンバーたち

 8月5日、6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2016」のFIAオリンピアクラスに、本学ソーラーカープロジェクト「TEAM REGALIA」が出場しました。
 昨年に比べ、約10㎏軽量化した新車体で挑んだ大会初日、決勝レースのポールポジションを決めるフリー走行のタイムアタックにおいて、開始直後に車体の電気系統にトラブルが発生。ノータイム(記録なし)となってしまいました。メンバーたちは決勝レースに間に合わせようと、必死に修復作業に取り掛かり、作業は深夜にまで及びました。決勝レース当日、スタート前までにチェックをクリアしたにもかかわらず、スタートの合図で本学チームの車両は動かず、再びピットでの修復作業に。電気系配線とモーターの不具合が原因で約1時間45分遅れでピットスタートとなりました。
 大きなタイムロスによるハンデの中、ドライバーの石原健太さん(機械工学専攻博士前期課程1年)と谷川駿さん(知的財産学科2年)は、最後まで諦めず懸命なドライビングで完走。走行中のラップタイムは、上位チームのタイムに迫るなど新車体のポテンシャルを感じさせながらも35周の走行記録を残し、11チーム中10位の成績でフィニッシュしました。
 大会終了後、リーダーの中西淳さん(機械工学科3年)は「レースでは納得のいく結果を残すことができませんでしたが、新車体の性能の高さには確かな手応えを感じました。今回のトラブルの原因を解消し、次こそは表彰台を目指します」と語ってくれました。
 メンバーたちは下を向くことなく、すでに来年の大会に向けて活動を開始。彼らの熱い1年がスタートしています。