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インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクトシンポジウム「インテリアデザインの時代:ライフスタイルをめぐる工業と芸術」を開催

2018年3月6日

  • インテリアデザイナー・倉俣史朗氏の代表作『ミスブランチ』を紹介する川床氏 インテリアデザイナー・倉俣史朗氏の代表作『ミスブランチ』を紹介する川床氏
  • パネルディスカッションで最近の学生の動向を紹介する宮岸副学長(写真右) パネルディスカッションで最近の学生の動向を紹介する宮岸副学長(写真右)
  • 特別展示「(仮称)大阪新美術館」の完成イメージ模型を覗きこむ参加者ら 特別展示「(仮称)大阪新美術館」の完成イメージ模型を覗きこむ参加者ら

 3月2日、ロボティクス&デザイン工学部と大阪市は、梅田キャンパスOIT梅田タワーを会場にインダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクトシンポジウム「インテリアデザインの時代:ライフスタイルをめぐる工業と芸術」を開催しました。当日は、デザイン業界の企業関係者や一般参加者など学内外から約150人が参加しました。
 はじめにオープニングプレゼンテーションとして、2021年開館予定の「(仮称)大阪新美術館」の設計者である建築家の遠藤克彦氏から新美術館の設計コンセプトが紹介されました。
 第一部の講演では、日本建築学会賞や日本建築学会著作賞などの受賞歴を持つ、東京大大学院教授の松村秀一氏が「工業化住宅史の中の素材」と題し、時代とともに変化した住宅構造の変化について解説。職人が手掛ける伝統的な木造軸組み工法に対して主要部材を工場で生産することで、職人の技能に左右されることなく、安定・高品質な施工が可能となる工業化住宅が秘めている近代化住宅の可能性について述べました。
 工業化住宅の構造や建材の変化について解説した松村氏に対し、インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト生活空間研究室の代表である中村孝之氏は、多様化するニーズやライフスタイル変化に対応してきた工業化住宅の内装設備やインテリア、デザインについて研究報告を行いました。
 続いて、編集者として長きに渡り国内外の建築家やインテリアデザイナーとの関わりを持ちながら鋭い切り口で作品の評論を行ってきた川床優氏は「デザインの自立と自由」と題して講演を行い、1960年~1990年代にかけて活躍したインテリアデザイナーの倉俣史朗氏の独創的かつ斬新なアイデアが散りばめられた作品を紹介した上で、次代のデザイン業界を担う若い世代に向けて自由な発想を大事にしてほしいと述べました。
 第二部のパネルディスカッションは、3人の講演者に宮岸幸正副学長を加えた4人が人々の暮らしを支える工業技術や若い世代のライフスタイルの変化について活発な議論を交わしました。

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