ページトップへ戻る
  1. トップページ
  2. トピックス
  3. 日本バイオ炭普及会設立総会が本学で開催されました

トピックスTOPICS

日本バイオ炭普及会設立総会が本学で開催されました

2009.04.07

  • 日本バイオ炭普及会設立総会・講演会 日本バイオ炭普及会設立総会・講演会
  • 日本バイオ炭普及会設立総会・講演会 日本バイオ炭普及会設立総会・講演会
  • 日本バイオ炭普及会設立総会・講演会 日本バイオ炭普及会設立総会・講演会

 バイオマス炭を使った地球環境保全支援活動を目的とした「日本バイオ炭普及会」(Japan Biochar Association 略称:JBA)の設立総会が4月4日、本学大宮キャンパスで開かれました。
 設立総会では、本学の小川眞客員教授が同会の会長に選出されました。その後の特別講演会では(独)国立環境研究所地球環境センター主席研究員の山形与志樹氏が「地球温暖化に関する最新の動向と今後の課題」、国際連合環境計画(UNEP)国際環境技術センター企画官のハリ・スリニバス氏が「国連から見た環境政策の現状」、小川会長が「炭は地球温暖化対策につながるのか」をテーマにそれぞれ講演。小川会長は約70人の出席会員に対し、「炭で地球の未来を救えるよう、一丸となって取り組もう」と呼びかけました。
 バイオマス炭とは、間伐材、廃材、もみ殻や生ごみなど、生物起源の有機物である「バイオマス」を炭化したもの。同会ではこれを農林地の土壌改良や土木建築、水処理など燃焼以外の用途で用いることによって炭素そのものを半永久的に固定し、二酸化炭素の削減を図ること、吸着効果・微生物活性化効果を利用した土壌や水の汚染物質の除去、二酸化炭素削減効果を利用した排出権取引の制度化、地域の農畜産漁業の活性化などを活動指針に掲げています。