日本人宇宙飛行士で初めて国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に長期滞在し、日本初の有人宇宙施設「きぼう」の最後の構成部分である船外実験施設を取り付けた若田光一氏の特別講演会「国際宇宙ステーションにかける人類の夢」（宇宙航空研究開発機構、大阪市立科学館、読売新聞大阪本社主催）が２月１８日、本学園ＯＩＴホールでありました。第１部ではＩＳＳに一緒に滞在した５人の宇宙飛行士とともに、船内外での仕事ぶりや無重力空間での生活の様子について報告がありました。第２部のパネルディスカッション「宇宙への夢」では若田氏、ＪＡＸＡ研究開発本部電源グループ研究員の川北史朗氏（１９９８年本大学院工学研究科電気電子工学専攻博士前期課程修了）、工学部機械工学科の田原弘一教授が登壇しました。川北氏、田原教授が自らの取り組みについて説明した後、若田氏を交えて宇宙に関する将来展望、本学人工衛星プロジェクトチームに対する期待などを語り合いました。
　会場には近隣の高校生も多く詰めかけ、まだ見ぬ宇宙の話に目を輝かせていたほか、展示された宇宙服やスペースシャトルなどの模型の前で記念撮影する親子連れの姿も見られました。

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