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工学部建築学科が「2009卒業研究展示会」を開催しました

2010.02.22

  • 学生のプレゼンには後輩たちも聞き入りました 学生のプレゼンには後輩たちも聞き入りました
  • 優秀賞に選ばれた村木君の「記憶の解体~変化する東京タワー博物館~」 優秀賞に選ばれた村木君の「記憶の解体~変化する東京タワー博物館~」
  • 表彰される村木君 表彰される村木君

 工学部建築学科が2月19日~21日、大阪市北区の本学大阪センターで『2009卒業研究展示会』を開催しました。会場には卒業設計の図面や模型、卒業論文ポスターなど4年次生の力作が展示され、延べ400人におよぶ来場者が訪れました。
 最終日の21日には、昭和女子大学、京都精華大学の非常勤講師で「永山祐子建築設計」の永山祐子氏をゲスト審査員に迎え、卒業設計審査会の審査を経てノミネートされた12作品について、学生がプレゼンテーションを行いました。4年間の学びの集大成である作品に込めた思いや独自性を堂々と発表し、厳正な審査の結果、優秀賞1点と佳作11点が選出されました。
 優秀賞に選ばれたのは村木貴仁君の「記憶の解体~変化する東京タワー博物館」です。東京のランドマークである東京タワー(日本電波塔)がその役目を終えて解体されることをテーマに、人々の記憶に残る消え方として、解体の美学を表現した作品です。村木君は「展示を見に来てくれた先輩や後輩から、概念が面白いと評価してもらいましたし、プレゼンテーションも会場の雰囲気に合わせてうまくできたと思います。しかし同時に図面の精度と表現の詰めが甘かったという反省もあります。3月に学科代表として応募する毎日新聞主催『毎日・DAS学生デザイン賞』に向けて、もう一頑張りしたいと思います」と、完成度を高めるために卒業間際まで取り組む意気込みを見せています。
 展示会の締めくくりに行われた表彰式では、上記12人のほか、卒業論文に関して最優秀論文発表賞1人、優秀論文発表賞1人、そして論文発表賞7人が表彰されました。