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「ソーラーカーレース鈴鹿2012」に出場しました

2012.08.06

  • 順調に走行する「TEAM REGALIA」のマシン 順調に走行する「TEAM REGALIA」のマシン
  • 緊迫した時間が流れるピット作業 緊迫した時間が流れるピット作業
  • レースを終えたメンバー レースを終えたメンバー

 8月3日~4日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された「FIA ALTERNATIVE ENERGIES CUP ソーラーカーレース鈴鹿2012」に、モノラボ(ものづくりセンター)で活動するソーラーカープロジェクト「TEAM REGALIA」が出場しました。同チームは昨年の同大会において、ドリームクラス3位、総合7位の成績を残しています。今回はそのマシンを改良し、昨年のリベンジを果たすべく同じドリームクラスでのレースに挑みましたが、前日の予選からマシンの電気系統のトラブルに見舞われ、バッテリー残量などをドライバーが把握できない厳しい条件のもとでのレース展開を余儀なくされました。大会本番は5時間耐久レースで、1周約5.8kmのコースを47周走行し、一時は総合5位まで順位を上げるなど粘り強い追い上げを見せましたが、レース開始から4時間が経過した時点でこれ以上の走行は不可能と判断。走行を断念し、25チーム中総合13位の成績で大会を終えました。
 当初同チームは、今回出場したマシンに加え、車体の軽量化を追求してカーボン素材を使った新型マシンを開発し、2台のマシンでの出場、表彰台を目指していました。マシンの急な仕様変更や新素材を使ったボディ製作に苦戦しながらも、メンバーは限られた時間の中で開発を続けましたが、惜しくも同大会への出場は叶いませんでした。大会を終えたメンバーは「今年は大会直前にトラブルに見舞われ、目指していた結果を残すことができずに本当に悔しいの一言に尽きます。この悔しさをバネにして、今年度内に新型のマシンを完成させて、来年の鈴鹿には新型マシンとともに戻ってきます」と意気込みを話してくれました。
 ソーラーカープロジェクト「TEAM REGALIA」の今後の活躍にご期待ください。