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情報科学部がタイのタマサート大学シリントーン国際工学部にて国際PBLを実施

2023年9月19日

  • ディスカッション ディスカッション
  • 最終プレゼンテーション(デモ) 最終プレゼンテーション(デモ)
  • 参加者の集合写真 参加者の集合写真

情報科学部は,8月28日から9月1日にかけ,タイ・タマサート大学シリントーン国際工学部(SIIT)と国際PBL(渡航プログラム)を実施しました.情報科学部とSIITとの国際PBLは2014年から実施しており,今年で9回目となります.また,コロナ禍の影響により,2020年度は中止,2021年度,2022年度はオンラインでの開催であったため,SIITでの実施は4年ぶりとなります.

渡航プログラムのテーマは.顔やからだ,物体を検出する画像認識技術を応用したプログラムの開発を通じて社会課題の解決を試みる”Image Recognition Programming Challenge” で,情報科学部から学部生10名,サポート大学院生2名,SIITから学部生15名が参加しました.

日泰混成の5つのチームに分かれた学生は,初日から積極的かつ熱心にディスカッションを開始し,チームごとに解決する課題,テーマを設定しました.以降,各チームが設定した「ジェスチャや大きなからだの動きを使った複数のゲームに挑戦できるプログラム」,「前の人の顔の表情(変顔)を真似て次々伝えていく伝言ゲーム・アプリケーション」,「ジェスチャでモールス信号を発信するプログラム」,「手の形やお箸の角度でお箸の持ち方を評価するプログラム」,「物体検出技術を使って逆走する車を検出するプログラム」について,チーム内で分担,協働して開発に取り組みました.最終日には,その成果について,開発したプログラムを実際に動かすデモンストレーションなどを交えたプレゼンテーションを行い,参加者,聴講者の投票による優秀チームへの表彰も行われました.各チームとも短い期間だったにもかかわらず非常に完成度の高い成果が得られました.

終了後のアンケートでは,両大学の参加学生のほとんどから,プログラミング技術に関するグループワークを海外の学生と行えた,それぞれの国について知ることができた,海外に友人ができた,など得難い経験であったという高い評価が得られました.同時に,情報科学部の学生からは,実践的な場での英語コミュニケーションについて,その重要性を再認識したという意見も多くみられました.この経験を生かしてさらに活躍の場を広げていってほしいと思います.
(情報システム学科・鎌倉快之)


<参加学生内訳>
情報科学部学生10人、SIIT学部生15人
<サポート大学院生>
情報科学研究科2人
<指導教員>
・情報知能学科 神納貴生准教授
・情報システム学科 鎌倉快之准教授

関連するリンクはこちら
https://www.oit.ac.jp/japanese/international/program-pbl.html

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