海外研究留学の勧め

情報ネットワーク学科 
教授 大島 一能

大島 一能
2017.12.26
  • CSEM研究所にて

    CSEM研究所にて

  • BLEビーコンを用いた屋内位置推定実験の構成

    BLEビーコンを用いた屋内位置推定実験の構成

 大阪工業大学では、国際交流センターが中心となり、グローバル化社会で活躍できる人材の育成に向けて多彩な国際交流プログラムが展開されています。情報科学部でも毎年多くの大学院生や大学院進学予定の学部4年生が海外研究留学を体験し、また学部の2~4年生が海外の大学と連携した国際PBL(課題解決プロジェクト型学修)に取組んでいます。
 情報通信ネットワーク研究室では、2017年度に大学院修士1年生と大学院進学予定の学部4年生の2名が、国際交流センターの海外研究支援プログラムのサポートを受けて、スイスの研究所でのインターンシップとスペインのサラマンカ大学での海外研究留学に派遣されました。
 大学院修士1年生は、スイスのNPO法人CSEM研究所(Neuchatel市)での長期のインターンシップに採択され、2017年8月末から2018年2月初旬まで滞在しています。研究所職員と席を並べてチーム内の研究テーマ(IoTネットワークにおけるルーティングプロトコルの研究)に取組み、毎週英語で進捗報告を作成し、定期的にマネジャとミーティングを実施しているとのことです。また、適宜PPTを作成してチームメンバ全員の前で研究状況の報告を行うなど、英語力はもとより海外の人々と協力して仕事を進める貴重な体験を糧に大きく成長してくれるものと期待しています。
 2016年度は大学院生修士1年生がスペインのサラマンカ大学に留学し、「屋内位置測位システムのための分類器の評価」に取組みました。帰国後は情報科学部内でBLE(Bluetooth Low Energy)ビーコンを用いた環境を構成してスマートフォンの位置を推定する実験を行いました。機械学習の手法を活用して屋内位置推定精度の改善を進め、国内学会にてサラマンカ大学で指導いただいた研究者と連名での学会発表を行いました。2017年度にサラマンカ大学に留学した学部4年生もこの研究テーマを引継ぎ、Deep Learning(深層学習)の手法による更なる推定精度改善を目指しています。
 弊研究室で海外研究留学に派遣された院生や学部4年生は、いずれも学部3年生の時に国際PBLに参加し、海外の大学生との交流を契機に海外留学にチャレンジしてみようと思ったそうです。
 学部生の皆さんには、先ず国際PBLへの参加を強くお勧めします。そして、大学院に進学し、是非とも海外研究留学に取組み、グローバル人材として大きく羽ばたいて頂きたいと思います。

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