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こどもクリスマスセミナー2009を開催しました

2009.12.16

  • デコレーションしたツリーは十人十色! デコレーションしたツリーは十人十色!
  • LEDのハンダづけに真剣なまなざしで取り組む LEDのハンダづけに真剣なまなざしで取り組む

 本学では、地域の子供たちと科学の面白さ・楽しさを共有しようと、11月28日、12月5日の2日にわたり、「こどもクリスマスセミナー2009」を開催しました。これは独立行政法人科学技術振興機構「平成21年度地域の科学舎推進事業」の「地域活動支援」に昨年に続き2年連続で採択された工学部電気電子システム工学科の取り組みで、4年生から6年生までの小学生と保護者の方が参加しました。
昨年に続き2回目の実施となった今回のテーマは「エネルギーや環境を電気・電子の技術から考えよう」です。工学部電気電子システム工学科の前元准教授が中心となり、三洋電機株式会社で活躍されている本学卒業生や在学生の協力を得たほか、キャンパス所在地の大阪市旭区、隣接する守口市、門真市などと連携して実施しました。

◆11月28日
「簡単な原理で動くエコロボ・光を追いかけるソーラーロボカーを作ろう!」
 
 11組の親子が太陽電池とソーラーモーターを使ったリモコンカー製作に取り組みました。タイヤもギアも使わない、とてもエコロジーでシンプルな楽しいリモコンカー・・・のはずが、少し難しかった様子でした。
予定時間内に完成したのは数名でしたが、子供たちはリモコンカー製作を通して、太陽電池が光に反応して発電し、モーターを回転させることや、さまざまなクリーンエネルギーについて学びました。
 

◆12月5日
「★きらきら・かわいい★レインボーLEDミニクリスマスツリーを作ろう♪」

 20組の親子が参加し、七色に光る発光ダイオード(LED)を使ってミニクリスマスツリーを作りました。LEDは電球と比べて消費電力が小さく、今後の日常生活の照明用光源として普及していくことが期待されています。
 「理科の勉強は嫌い!」という4年生の男の子も、LEDのハンダづけ作業に夢中になって取り組んでいました。参加した子供たちは、ツリー作りを通して、消費電力が少ないLEDが地球環境に優しく、CO2削減にも役立つことなどを学びました。
 また、本学卒業生より、「電池から地球環境を考えよう」をテーマに講演いただきました。子供たちは、三洋電機製の充電式電池「エネループ」を例に、充電式電池のメリット、3R(Reuse、Recycle、Reduce)で地球環境に配慮されていることなどについて理解を深めました。 
 同じ部品・材料を使って作ったツリーも、さまざまなオーナメントや綿の雪のデコレーションで完成品はまさに十人十色。今年のクリスマスは参加した皆さんのご自宅を★きらきら・かわいい★光で彩ってくれることでしょう。