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海外の有識者を迎え「第2回知的財産実務教育シンポジウム」を開催しました

2010.03.09

  • 講演する本学知的財産研究科の平松教授 講演する本学知的財産研究科の平松教授
  • パネルディスカッションでは活発な議論が交わされました パネルディスカッションでは活発な議論が交わされました

 専門職大学院知的財産研究科では2月25日、近畿経済産業局、近畿知財戦略本部の後援を受け「知財インターンシップの国際展開の可能性」をテーマに、本学大阪センターで「第2回知的財産実務教育シンポジウム」を開催しました。このシンポジウムは、文部科学省平成20年度「専門職大学院等における高度専門職業人養成教育推進プログラム」に採択された同研究科の取り組み「大阪の小企業現場で創る知財実務教育モデル―インターン活動を通した実証的な知財実務教育モデル開発―」の集大成として実施したもので、学内外から約60人が参加しました。
 同研究科ではこれまで、小企業の現場においてより有効な知的財産実務の必要性を認識し、インターンシップという就業体験だけでなく、その事前教育の実現性や有効性を含めて検討してきました。このシンポジウムでは、同研究科の平松教授が取り組みの概要と総括を報告したほか、台湾、タイ、メキシコの大学等における知的財産実務教育について、各国のゲストスピーカーが講演を行いました。
 また「知財インターンシップの国際展開」をテーマにしたパネルディスカッションでは、研究科長の石井教授がモデレーターを務め、知的財産実務教育の今後の国際的な展開も視野に入れ、より有効な知財インターンシップについて活発な議論が交わされました。

 今回のシンポジウムは、参加した各国のゲストスピーカーたちが国境を越えた大学間の連携の必要性を共有する場となり、従来の枠を超えたインターンシップに対する期待が一層高まりました。同研究科では各国の知的財産実務教育のノウハウを生かした国際ネットワークづくりをめざし、今後も活動を続けていく予定です。