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第11回「環境テクノフォーラム2010」を開催しました

2010.11.15

  • 講演する岡本覚氏 講演する岡本覚氏
  • 作品に触れる参加者 作品に触れる参加者
  • たくさんの方が聴講されました たくさんの方が聴講されました

 11月12日、工学部環境工学科が主催する第11回「環境テクノフォーラム2010」が大宮キャンパスで開催され、学内外から72人の方が参加しました。
 ガラスアーティストで、大阪府立大学客員研究員の岡本覚氏を講師に迎え、「廃ガラスが美しくよみがえる―アーティストの取り組みに学ぶモノづくり―」をテーマにご講演いただきました。
 同氏が開発した界面結晶化ガラス「ビードベール」は、ワイン瓶、建築用板ガラス、窓ガラスなどの各種廃棄ガラスをリサイクルしたもので、従来のリサイクルガラスと比べて透明性に優れ、高級感があるため、インテリアや装飾用建材として利用されています。講演では、ビードベールを用いてこれまでに手がけた数々の作品を紹介され、また、リサイクルガラスを使った地域貢献活動についてもお話いただきました。同氏は「リサイクルによって価値を高めることに意味があります。作品は価値が付くことで愛すべきものになるのです。世の中にないものを創り出すのがアーティストの役割だと考え、取り組んでいます」と、リサイクルガラスの魅力、無限の可能性について聴講者に語り掛けられました。

 次回第12回フォーラムは11月26日(金)、パナソニックエコテクノロジーセンター株式会社取締役社長の冨田和之氏に、「家電をつくる、使う、生かす、しくみ―『ごみゼロ』の循環型社会の実現を目指して―」をテーマにご講演いただく予定です。