12月3日、「2010年度 工大ウォッチング大賞」の表彰式が開かれました。これは本学図書館が、学生が思い描く「大阪工業大学」のイメージを若い感性と自由な発想で表現した作品を募集したものです。「大阪工業大学」やその周辺環境に関係するものであれば表現方法は自由で、今年度は陶芸や小説、絵画、音楽、アニメーションなどさまざまなジャンルから11作品の応募がありました。
　図書館運営委員会の審査の結果、大賞に選ばれたのは、工学部建築学科３年次生の永峰頌子さんの作品「工大の風景で正門をつくってみよう」でした。永峰さんの作品は、さまざまな「工大の風景」を収めた写真を使い、モザイクアートのように大宮キャンパス正門を表現したもので、使った写真は6,000コマ以上と言います。図書館長の里村教授から賞状と副賞の図書カードを授与された永峰さんは、「文化会写真研究部に所属しており、その活動の一環でモザイクアートに取り組んだことがありました。今回は工大の風景だけを使って正門を表現しようと思い、写真をたくさん撮影して一気に仕上げました」と嬉しそうに話してくれました。
　このほか、優秀賞に2作品、佳作に4作品が選ばれました。これらの受賞作品は、12月15日から2011年1月18日まで大宮キャンパス6号館16階「淀ビスタ」で展示されます。

■2010年度 工大ウォッチング大賞　受賞作品■
【大賞】
　「工大の風景で正門をつくってみよう」
　 　 　工学部建築学科3年次　永峰頌子さん

【優秀賞】
　「逍遥歌」　
　　　　情報科学部情報ネットワーク学科3年次　上田泰士君
　「大阪工業大学アニメーション」　
　　　　工学部応用化学科4年次　行田一貴君

【佳作】
　「淀川の自然」
　　　　工学部環境工学科2年次　林賢明輝君
　「木を見て森を見る」
　　　　情報科学部情報システム学科2年次　振角佳樹君
　「ドーナツ状徳利」
　　　　工学部応用化学科4年次　山下貴士君
　「化学の文化」
　　　　工学部応用化学科4年次　高橋正樹君