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本学のロボットプロジェクトチーム「Aluminist」がNHK大学ロボコン2011でベスト8に入賞しました!
2011.06.15
6月12日(日)、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)で開催された「NHK大学ロボコン2011~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会~」で、本学のモノラボ(ものづくりセンター)で活動するロボットプロジェクトのチーム「Aluminist(アルミニスト)」が、初挑戦・初出場ながら決勝トーナメントに進出し、ベスト8に入賞しました。
「NHK大学ロボコン」の名前で知られるこの大会は、大学生が自作のロボットで競技課題に取り組むもので、アジア・太平洋地域の国と地域を代表する大学チームによるロボットの競技会「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト」に日本代表として出場するチームを選考する大会です。今年このABUロボコンはタイのバンコクで開催されるため、今回の競技課題「ロイ・クラトンの火をともせ!」は、タイで100年の歴史を持つ「川に感謝する伝統行事」をモチーフにしたものでした。
「Aluminist」チームは、初挑戦ながら競争率約3倍の狭き門だった3度にわたる事前審査を突破して大会出場を果たしました。予選リーグでは機体のリスタートやリトライを繰り返すチームが多く見られる中、着実に得点を重ね、同じ予選リーグで戦ったシード校を審査員判定で破って決勝トーナメント進出を決めました。決勝トーナメントでは大会常連校に破れましたが、初挑戦・初出場でベスト8入賞という結果は、これまでの活動に確実な手ごたえを感じられるものでした。
競技を終えてチームリーダーの松室大輔君(工学部電気電子システム工学科3年次生)は、「チーム結成2年目で、これまでの技術の蓄積やノウハウもない中で大会出場を目標に頑張ってきました。今回の挑戦を通して、技術力だけでなく、組織で動く力の大切さなど多くのことを学びました。今年の経験を生かして、来年また必ず出場したいと思います」と、早くも来年の出場への意気込みを話してくれました。
応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
なお「NHK大学ロボコン」の大会当日の様子は、7月18日(月・祝)の午前10時05分からNHK総合テレビで放送される予定です。チーム「Aluminist」の競技の様子や、松室君のインタビューの様子などが紹介される予定ですのでぜひご覧ください。