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「LIVING&DESIGN 2011」に工学部空間デザイン学科が出展しました

2011.09.20

  • ブースを訪れた方に作品を紹介するスタッフ ブースを訪れた方に作品を紹介するスタッフ
  • 工学部空間デザイン学科のブース「FREE WALL」 工学部空間デザイン学科のブース「FREE WALL」
  • 「100年家具」をテーマに制作された椅子や、「握るかたち」をテーマにした作品などが展示されました 「100年家具」をテーマに制作された椅子や、「握るかたち」をテーマにした作品などが展示されました

 9月14日~17日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された「LIVING&DESIGN 2011 すまいのリノベーション TOTAL INTERIOR」に、工学部空間デザイン学科が出展しました。昨年に引き続き、2回目の出展となるブースは、同学科3年次生を中心とした学生有志14人が「FREE WALL」をテーマに制作しました。
 ブースは3年次生の佐藤明日香さん、婦木美里さん、山田早織さんが「総合デザイン演習Iインテリア」の講義でデザインしたものをベースにしたもので、3m×3m×2.7mの空間に約3,000本のペットボトルを使って壁を作り、何本かを抜くことで作品を展示する棚を設けました。山田さんは「限られた空間に机や棚を置くのではなく、壁を工夫して作品の展示スペースを創出すること、さらに身近にあるものにこれまでとは異なる用途を見出すことで、自分たちらしさを表現したいと思い挑戦しました」と「FREE WALL」に込めた思いを話してくれました。
 ペットボトルで創り出された透明感のある空間には、建築、インテリア、プロダクト、ヴィジュアルの4分野で学生たちが制作した作品が展示され、インテリアを中心とした企業関係者の方々など一日あたり約300人が足を止めて見入っていました。期間中、ブースを訪れた方からは、「ペットボトルを使う点が学生さんらしい斬新なアイデアですね」「照明を工夫したら全体がもっと良くなると思いますよ」など温かい声を掛けていただきました。婦木さんは「ペットボトルを回収・洗浄して約3,000本を板に貼り付ける作業は、単純ながら大変でした。また設計段階で考えていたものと実際に作ったものの耐久性も異なり、実際に作ってみなければ分からないことがたくさんある、でもそれがものづくりの基本だと実感しました」と話してくれました。