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「Oh!ITカーニバル」「第15回北山祭」にご来場いただきありがとうございました

2011.11.05

  • 台風12号被災地支援のフリーマーケット 台風12号被災地支援のフリーマーケット
  • 体験コーナーでロボットとじゃんけんをする女の子 体験コーナーでロボットとじゃんけんをする女の子
  • 3DのCGを使った学習サポートツールは好評でした 3DのCGを使った学習サポートツールは好評でした

 11月3日に枚方キャンパスで開催した「Oh!ITカーニバル」「第15回北山祭」にご来場いただきありがとうございました。地域の皆さんや子どもたちなど約8,000人の方々にお越しいただき、盛況のうちに終了しました。

■Oh!ITカーニバル
 「Oh!ITカーニバル」では、情報科学部の研究室やプロジェクトなど約40のブースが一堂に会し、来場者の皆さんに最新の研究成果や情報技術を体験していただきました。情報ネットワーク学科ネットワーキング研究室の3年次生たちは“節電が求められている世の中に役立つシステムを作ろう”をテーマに開発した独自のシステムを紹介しました。家族構成や使用している家電製品の種類、製造された年代、使用時間数などを入力することで、使用電力量や電気料金が算出され、節電のためのアドバイスなどが表示されるもので、来場者にも大変好評でした。
 また情報メディア学科の図形情報研究室は“遊んで学べるCGの世界”をテーマに3Dアニメーションを使った学習ソフトを展示しました。これは、漢字が書かれた風船を割りながら四字熟語を完成させるもので、正解するとその四字熟語をテーマにしたアニメーションが流れ、子どもたちが楽しみながら学べるとあって、体験コーナーは終始にぎわいをみせました。

■第15回北山祭
 「北山祭」はテーマ“逢喜(ほうき)”にちなみ、日ごろ一緒にいる人や大切な人に出会えた喜びをともに感じられる企画が多数実施されました。ステージイベントでは、毎年好評のジャグリングサークル「TOSS」による発表のほか、新企画として仮装コンテストも行われ、ユニークな仮装をした学生たちが集いました。北山祭の名物イベントである巨大フリーマーケットには、196店舗が出店し終日にぎわいました。
 今年は和歌山県や奈良県、三重県をはじめ各地に甚大な被害をもたらした台風12号の被災地支援を目的として、同学部の学生有志が出店し、来場者に協力を呼び掛けました。商品は同学部の教職員、学生から寄せられたもので、日用品から陶器、ブランド品まで約140点が並びました。代表の情報システム学科4年次生の相原隆志君は「被害の大きかった地域には、僕たちの友人やその家族の方などもおられます。いまだに大きな不安を抱え、生活に不自由を余儀なくされている多くの方々のために、自分たちができることをしたかった。今日は多くの来場者の皆さんに賛同していただき本当に嬉しいです」と話してくれました。この活動には「大阪工大生として被災地のためにできることをしたかった」という中国人留学生の孫長智君(コンピュータ科学科2年次生)など18人も賛同し、販売や募金の呼び掛けなどを行いました。フリーマーケットの収益金と募金合わせて78,931円は今後、義援金として学生たちが日本赤十字社に寄託する予定です。
 この被災地支援のフリーマーケットの様子は、2011年11月4日付け毎日新聞朝刊にも紹介されました。